女子会でしょこたん“愛”語る「まだまだ経験値が足りないなって」。

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歌手でタレントの中川翔子(30歳)が6月13日、都内で行われた園子温監督最新作「ラブ&ピース」の女性限定“女子会”試写会イベントに登壇。愛について熱く語った。

この日は女性限定の試写会ということで、本作を観終えて温かな感動に包まれた会場に、地下世界で暮らすフランス人形・マリア役の声優を務めた中川が、マリアを意識した水色のドレスに身を包んで登場。実際に撮影で使用したマリアの人形と対面した。

「TOKYO TRIBE」以来の園子温作品に出演した感想を聞かれると「大好きな園子温作品に、声をかけてもらってすごくうれしい。『冷たい熱帯魚』を撮った監督と同一人物ですよね? っていうくらい感動できるしハートフル。まさか園子温作品について女子だけで語れるなんて最高ですね!」と興奮気味にコメントした。

監督との仕事については「劇中の地上世界では麻生久美子さんがヒロインで、マリアは地下世界でのヒロイン的な役。マリアの歌声から合唱になるシーンは監督がアドリブで任せてくれて、信頼されている感というのがあった」と語り、現場では「すごく怒鳴られたり怒られたりするのかなって、ドキドキしつつ楽しみにしていたらすごく優しくて。『ベイブ』が好きという話をしてくれて、イメージと全然違ってそれもステキだったし、『こういうのが本当に撮りたかったんだよね』と話してくれたのがすごく印象的でした」とエピソードを披露した。

中川演じるフランス人形のマリアも、持ち主の「愛」を求める役ということから、「子どもの頃、実家にマリアに似たフランス人形があって、怖いと思って捨てたのにおばあちゃんが見つけて持ってきちゃったことがあって、すごく怖くて」と当時を振り返りつつ、「ものにも魂が、心があるなと思うと、大人になった今すごく申し訳ないなという気持ちがあって。今こうしてご縁があって出演させていただきました。マリアが一生懸命走るシーンでは、どんどんボロボロになっていくのが演じていてすごく切なかった」とマリア役についてコメント。

また、主人公のペットで亀のラブちゃんについて「主人公のために見返りを求めず一生懸命になってくれるところがすごくステキ。私も帰って(愛猫の)マミタスをなめまわしたい」と語った。

本作のテーマはずばり「愛」。中川は「まだまだ経験値が足りないなって思います。今レベル30だけど、これからの大きな目標として、園子温作品に参加するという夢は叶った。祖母の遺言で愛の賛歌を歌う人になってねと言われて、もっと経験値を積んで、愛を一杯知って孫の代まで継ぐくらいまで行けたら愛の賛歌もちゃんと歌えるんじゃないかなと思います」と語った。

愛に関するトークに会場が盛り上がった後は、中川が愛について「エナジー」と書いた掛け軸を披露。「嬉しいことや楽しいこと辛いこと、幸せなこととか何をするにも愛があればエナジーになる。愛を持って生きれたらいいな」と中川節で語り、「愛というものは深くて濃くて、人類の謎ですね。でも迷って見つけてまた無くして、深いです」と続けた。

終了間際には「ここからが女子会、っていうところなのに時間が全然足りないですね!」と惜しみつつ「すごくピュアでストレートで、人間だから傷ついたり失敗したりといういろんな気持ちがギュッとつまっている。日本版『トイストーリー』のようでもあるし、ティム・バートンの世界のようでも。さらに日本だからできる特撮も見られるしラブストーリーもあって見るたびにジワっときますこの味わい深さ、先が読めなさすぎるので一度園子温世界にハマっちゃうとなかなか抜け出せないですね」と「ラブ&ピース」への愛に溢れたコメントで見どころをアピールし、イベントは終了した。

映画「ラブ&ピース」は6月27日(土)より、TOHO シネマズ新宿ほか全国ロードショー。