新作ネタバレ注意!? 松田翔太&前田敦子が語る恋愛観
 同名ベストセラー小説を、『TRICK』シリーズ、『SPEC』シリーズの堤幸彦監督が映画化し、「ラスト5分間ですべてが覆る!」「あなたは必ず2回観る」と話題のラブ・サスペンス『イニシエーション・ラブ』が公開中です。1980年代を舞台に綴られる本作で共演した主演の松田翔太さんとヒロインの前田敦子さんにネタバレ注意!? のインタビュー!

 静岡に住む鈴木とマユは、合コンで出会い付き合い始めるが、鈴木の東京への転勤が決まり、遠距離恋愛となったことで次第にすれ違っていく。

⇒【YouTube】『イニシエーション・ラブ』予告 http://youtu.be/w8MEaS2neHE

◆ステキな女性は花を背負ってやってくる?

――前田さんは男性にとって究極の可愛らしい女性マユを演じられていましたが。

⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=283012

松田:マユは家庭的なタイプだから東京に出た鈴木は都会的な雰囲気をまとった同僚の美弥子(木村文乃)に出会って、マユに物足りなさを感じてしまったのかなと。

――松田さんご自身はマユのようなタイプはどうですか?

松田:そうですね……。

前田:違うみたい(笑)。

――前田さんはたっくん(鈴木)のような男性は。

前田:いいと思いますよ。たっくんの行動はしょうがないんじゃないですかね。分らなければいいと思います。彼がいい人なのは変わらないと思うし。あとは環境の問題じゃないですかね。

――本編にマユが少女漫画のごとく背景に花を背負って出てくる場面があります。

前田:ああいう映像になるとは聞いていなかったので、わ〜、花、背負ってるぅって(笑)。出来上がりを観て楽しかったですよ。堤監督はそういう小ネタが好きですし。

――松田さんは、すごくステキだと思った女性に出会ったときに、彼女が花を背負ってるみたいな感覚は理解できます?

松田:僕は、そう感じたら、そんな花が出るような余裕もないと思いますね。

前田:てことは、出てるってことじゃないの?

松田:僕の場合は、その人が動いていても止まって見えるかもしれない。

――花を背負う以上にいってしまうということですか?

松田:そうですね。一時停止状態ですね(笑)。

◆前田敦子は松田翔太にとって「おやつの時間」

――おふたりは現場でもとてもウマが合っていたと伺っています。どの辺が合ったのでしょうか。

松田:一瞬、ポカンとさせられるんですよ。ん? みたいな。いい意味でリラックスできる。いつもおやつの時間、みたいな感じがしていましたね。

――“おやつの時間”というのは、前田さんの存在自体が?

松田:そう、おやつの時間って感じです(笑)。映画の現場っていうのは、やはりある程度、緊張感があるものなんですが、それに乗っかりすぎてもよくない。彼女はそんなときふわっとさせてくれるというか。もちろん、撮影に入るとビシっとしてるんですよ。メリハリがついているというか。でもきっと、普段は違うんじゃないかな。

前田:うん、普段は違うよ。

◆最後の5分でいろんなことが……

――最後の5分間でいろんなことが明らかになりますが、前田さんは客観的にマユをどんな女の子だと感じますか?

前田:ちょっとヤな女のコですね。

松田:(笑)

前田:女としてはイヤです。でも男の人は好きですよね、こういうのっていう感じ。監督に言ったら合ってるよって言われました。(筆者に向けて)イヤじゃないですか?

――イヤというか、怖いなと思いましたね。

前田:友達にはなりづらいですよね。マユ、友達いなそうですもんね。

松田:確かにそうかもしれないね。

――たっくんより実はマユが一枚も二枚も上手でした。

松田:そうですね。

――女って怖いとは?

松田:怖いというか、マユの行動は鈴木の理解を超えてる。でも実際にいるんですよね、ああいうタイプの女の子って。最後、わたし寂しかったの、本当に好きなのはたっくんなのとか言われたら、鈴木も許してしまいそうですけど(笑)。

――どう転んでもマユは大丈夫そうですね。

松田:そうですね、マユは何があっても大丈夫そうですよね。

前田:脚本の時点ですごくおもしろかったですけど、堤監督が撮るということで、なおさら普通の恋愛映画にはならないと思ってました。最後の松田さんの表情には大注目だし、2回目は絶対に観方が変わる映画です。

<TEXT/望月ふみ>

『イニシエーション・ラブ』は全国公開中
配給:東宝 (C) 2015 乾くるみ/「イニシエーション・ラブ」製作委員会  
オフィシャルサイト http://www.ilovetakkun.com/