Doctors Me(ドクターズミー)- 陣痛で苦しむ妻…夫ができる"6つのサポート"とは。

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新しい家族を迎えるための通過儀礼ともいえる、陣痛と出産。その壮絶な苦しみは、なかなか男性にはわからないもの。また、陣痛から始まり、分娩、出産へと至るために女性はさまざまなステップを踏んでいきます。この段階的な、痛み、苦しみを超えるためには、夫である男性のサポートは必要不可欠!

今回は、陣痛から出産までの女性の道のりとともに、男性にできる6つのサポートを、医師に伺いました。

女性の陣痛から分娩までのステップ

<分娩第1期>
陣痛が始まって子宮口全開大までが分娩第1期です。初産婦で10〜15時間、経産婦で5〜7時間くらいかかります。前半期の陣痛は比較的痛みが軽く約5〜6分間隔ですが、それ以降の後半期は陣痛も約2〜3分間隔になって痛みも強くなってきます。

<分娩第2期>
子宮口全開大から胎児が誕生するまでです。 初産婦で1〜2時間、経産婦で1時間くらいかかります。このころの陣痛がもっとも強く、また、強いいきみを伴います。子宮口が全開大になると、これまでより強い痛みが出てくるので、病院のスタッフの指示が出たら、陣痛の波に応じていきみましょう。

男性ができる6つのサポート

1:何を言われても寛容な気持ちで聞く。そっと見守る。
強い痛みのため女性は思ってもみないことを口走ったりします。それは、想像を絶する痛みに耐えているから。仮に、それを男性が経験すれば気絶するといわれるほど。ですから、寛容な気持ちで受け止めてください。

2:マッサージをする
特に腰は強めにマッサージをしてあげるとラクになる、という声をよく耳にします。また、尾てい骨付近を押してあげるのも有効なようです。女性の希望に耳を傾け、マッサージしてあげましょう。

3:水分補給を手伝う
陣痛の痛みで動けず口を開くことすらできないこともあります。 そういう時に役立つのがストローです。事前に準備をし、水分補給もサポート!

4:汗を拭いてあげる
いきみによる汗だけではなく、痛みによる脂汗も出てきます。そんなときに、顔の汗を拭いてもらうだけでも、女性の気持ちは落ち着くものです。

5:呼吸法に関する意思疎通
呼吸法については、事前に一緒にやったほうがよいか、聞いておくとよいかもしれません。一緒に呼吸を合わせてほしいと考えている女性にとっては力強いサポートになりますが、いっぽうで 、ひとりで集中したいという方もいます。その場合、一緒に呼吸法を行うことが、かえってストレスになる場合もあるので、慎重に。

6:ともに眠らず、乗り越える
陣痛は長丁場です。そんなさなか、気がついたら夫が居眠りをしていた、あるいは病室の外でいびきをかいていた、なんてことがあれば、女性の心中は穏やかではありません。イヤな思い出となり、夫への嫌悪が芽生える……なんてことも。眠らずに一緒に頑張ることが大切です。