暑い日差しが照りつけて紫外線が強くなり、シミやしわ、乾燥肌が気になる季節。日焼け止めや美白効果のある化粧品を使って、ちょっとお肌が疲れ気味という人におすすめしたいのが酒粕パック。天然の美白・保湿成分がたっぷり含まれた酒粕は手軽に買うことができますし、パックのしかたも簡単。お料理感覚で酒粕パックを作って紫外線に負けないつやつや美肌になりましょう。

酒粕の美白効果とは?

シミやそばかすは、紫外線やストレス、喫煙など肌のダメージによりメラニン色素が沈着して起こるものです。もっと詳しく言えば、皮膚を構成するアミノ酸の一種のL-チロシンにチロシナーゼと言う酵素が働いてドーパクロムができ、これがメラニン色素に変わるのです。酒粕にはチロシナーゼの働きを弱めてドーパクロムの生成を阻む「遊離リノール酸(リノール酸が発酵の過程で分解された物質)」が含まれています。そのため酒粕パックをすることでシミ、そばかすができにくい肌になるのです。また、コウジ酸は同様にメラニンの生成を抑制するとともに、肌の老化を促す活性酸素や炎症を抑える働きがあるので二重の美白効果が期待されます。

酒粕パックの作りかた

酒粕パックは簡単にできます。酒粕100gと精製水50ccをフードプロセッサーやブレンダー、すり鉢などで混ぜるのが基本です(以上の分量で作れば、パックは一週間程度使えますので、冷蔵庫で保存しましょう)。

アレンジもできる

パックしやすい硬さにするには小麦粉を加えても良いですが、小麦アレルギーのある人は使わないでください。他にはちみつやヨーグルトなどを加えると保湿効果が高まります。香りづけをしたい人は好きな匂いのエッセンシャルオイルを使ってみてください。精製水を日本酒に代えるとさらに効果が高まり贅沢なパックになります。酒粕パックのやり方ですが、酒粕は適量を顔に塗って、半乾きのタイミングで洗い流します。保湿効果を高めたいときはパックの上からラップをかけると良いでしょう。


writer:松尾真佐代