なでしこ2連勝で決勝トーナメント一番乗り…鮫島&菅澤のゴールで辛勝

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 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第2節が12日に行なわれ、グループCではカメルーン女子代表となでしこジャパンが対戦した。

 初戦のスイス女子代表戦に勝利し、白星スタートを飾ったなでしこジャパン。勝てば決勝トーナメント進出が決まるなでしこだが、第2戦の相手カメルーンはエクアドル女子代表に6−0の大勝を収めているだけに侮れない。

 なでしこは先発メンバー5人を入れ替え、GKには海堀あゆみ、DFは近賀ゆかり、岩清水梓、熊谷紗希、宇津木瑠美の4人。MFには阪口夢穂、宮間あや、川澄奈穂美、鮫島彩、FWは大儀見優季と菅澤優衣香が並んだ。

 試合は開始からなでしこがボールを支配して相手を押し込むと、最初のチャンスをしっかりと生かす。6分、右サイドをパス交換で抜けだした川澄がニアに速いクロスを送る。走りこんだ大儀見は触りきれなかったが、流れたボールを鮫島が押し込み、なでしこが先制に成功する。

 続く17分、なでしこが左CKを獲得すると、宮間はショートコーナーを選択。リターンパスを受けて右足でクロスを上げると、ファーサイドに飛び込んだ菅澤がヘディングシュートを決めて追加点を奪った。

 一方、前線のスピードを生かしてカウンターを狙うカメルーン。22分、ロングボールに抜けだしたガエル・エンガナムイットがペナルティエリア内右からシュートを放ったが、GK海堀の好セーブでなんとか凌いだ。さらに28分、カウンターからガブリエル・オンゲネにシュートを打たれたが、ここは枠の右に外れた。

 なかなか追加点を奪えないなでしこに対し、カメルーンが決定機を迎える。41分、オンゲネからパスを受けたエンガナムイットが、強引にペナルティエリア内に進入して中央へ折り返す。中央のマドレーヌ・エングノマニがダイレクトで合わせたが、ボールは枠に飛ばなかった。このまま2−0でなでしこがリードして前半を折り返す。

 カメルーンはハーフタイムにジュネヴィーヴ・ンゴ・エンベレクを下げて、フランシーヌ・ズガを投入。一方、なでしこは鮫島を左SBに、宇津木を守備的MFの位置に、宮間を左サイドにポジションを変更して、後半立ち上がりを迎えた。さらに55分、川澄を下げて大野忍をピッチに送り込んだ。

 流れが悪いなでしこは64分に阪口を下げて澤穂希を投入した。66分、ロングボールに抜けだした大儀見がシュートを放ったが、飛び出していたGKアネット・ンゴ・ンドムがなんか弾き返した。

 71分、カメルーンはセットプレーから立て続けにシュートを放ったが、なでしこは必死にボールに食らいついて、なんとか凌ぎきった。その後もカメルーンにチャンスを作られるなでしこ。90分、カウンターからエンガナムイットがロングパスを送ると、途中出場のアジャラ・エンシュが抜け出してゴール。1点差に迫った。

 このまま試合終了を迎え、2−1でなでしこがカメルーンを下し、今大会最初の決勝トーナメント進出チームとなった。

 なでしこジャパンは16日にグループステージ第3節でエクアドル女子代表と対戦する。

【スコア】
カメルーン女子代表 1−2 なでしこジャパン

【得点者】
0−1 6分 鮫島彩(なでしこジャパン)
0−2 17分 菅澤優衣香(なでしこジャパン)
1−2 90分 アジャラ・エンシュ(カメルーン女子代表)