Doctors Me(ドクターズミー)- 単なる"喉の乾き"と侮るなかれ。その裏に潜む病気とは…

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喉が乾くのは生理現象。しかし!異常な乾きは要注意

夏場はもちろんのこと、冬でも乾燥していたり、暖房の効いた部屋にいると喉が乾きますよね。体調によっても、やたらと喉が渇いたり、逆に結構動いているのにあまり飲み物がほしくならない時もあったり……。個人差もかなりあるように思います。

喉の乾きは主に、運動後たくさん汗をかいた時や、濃い味のものを食べた際など、体が水分補給を必要と感じると起こります。また、脳が勘違いをしたり、混乱してしまい、本当は水分が十分足りているのに「水が足りない」という信号を出してしまうせいで、喉が渇くこともあります。

数週間続く、喉の乾きは病気の可能性大

そんな「喉の乾き」には、病的なものもあります。その代表格が「糖尿病」です。糖尿病が進行すると、尿量が異常に増えるので、常に喉が乾いた状態になります。夜中にも水が欲しくて、目が覚めてしまうことも……。

その他、特に女性に多い「更年期障害」が挙げられます。自律神経の乱れにより、うまくリラックスできず、常に緊張した状態になってしまい、口が乾いて何か飲んでいないと落ち着かなくなることがあります。さらに生理不順、肩こり、体のほてりや動悸等……といった症状も伴います。数週間ようすを見ても落ち着かないようなら、婦人科に相談されるとよいでしょう。

また、「うつ病」や「ストレス性の病気」でも自律神経が乱れ、異常な口の乾きや肩こり、動悸、立ちくらみなどが見られることがあります。この場合は早めに、メンタルクリニックなどを受診してください。治療により、自律神経の状態が改善すれば、口の乾きも軽減する可能性が高いものです。

「シェ―グレン症候群」など、唾液の量が極端に減ることにより、口が常に渇く病気もあります。この病気が疑われる場合には、まず専門医に受診し、正確な診断を受けた上で治療を考えていくことになります。

喉が渇いて仕方がないときは、がぶ飲みせず、少量の水分を口に含んでゆっくり飲むようにします。また、カフェインや糖分の多い飲み物は控えめにしましょうね。