アジア勢が躍進、中国とタイが大会初勝利…独はドロー/女子W杯GS第2節

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 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループAとBの第2節が11日に行われた。

 グループAの第一試合では、中国女子代表とオランダ女子代表が対戦。試合は終始中国が押しこみ何度も決定機を作ったが、なかなか得点を奪えない。このままスコアレスドローに終わるかに思われた後半アディショナルタイム1分、ロングボールに抜けだしたワン・リーシーが得点を奪って先制。そのまま1−0で中国がオランダを下した。

 同組の第二試合では、開催国のカナダ女子代表とニュージーランド女子代表が対戦した。ニュージーランドは33分にPKを獲得したものの、アンバー・ハーンがこれをクロスバーに当ててしまい、先制とはならず。その後はホームの声援を受けたカナダが攻めこむ展開となったが、結局得点は生まれずにスコアレスドローに終わった。

 グループBの第一試合では、優勝候補のドイツ女子代表とノルウェー女子代表という強豪対決が実現した。この試合で先制したのはドイツ。6分にミドルシュートのこぼれ球をアーニャ・ミッタークが押し込んでの得点だった。一方のノルウェーは、1点をリードされて迎えた61分にペナルティエリア手前左でFKを獲得。これをマレン・ミェルデが直接沈めて同点に追いついた。その後は両者譲らずに1−1のドローで試合終了を迎えた。

 同組第二試合では、互いに初戦を落としたコートジボワール女子代表とタイ女子代表の対戦となった。先手を奪ったのはコートジボワール。4分にCKのこぼれ球をアンジェ・ヌゲッサンがボレーで押し込み得点を挙げた。一方のタイも26分にスリマネー・オラタイがクロスボールからボレーシュートを決めてスコアをタイに戻した。さらに前半アディショナルタイム1分、再びオラタイがクロスに飛び込むと、ヘディングシュートはクロスバーに当たりながら真下に落下。ゴールラインテクノロジーにより得点が認められ、タイが勝ち越しに成功した。75分にはタイのチャウォン・タナッタがゴールを決めてリードを広げる。コートジボワールも88分にジョゼ・ナイが1点を返したが及ばず、タイが今大会初勝利を収めた。

 この結果、グループAは勝ち点4の開催国カナダが首位。2位に同3の中国とオランダが並び、4位にニュージーランドとなっている。グループBでは、勝ち点4のドイツが得失点差で首位を守り、2位にノルウェーが続いた。初勝利のタイは同3の3位、未勝利のコートジボワールは最下位に沈んでいる。

 12日には、グループCのスイス女子代表対エクアドル女子代表と、なでしこジャパン対カメルーン女子代表。グループDのオーストラリア女子代表対ナイジェリア女子代表と、アメリカ女子代表対スウェーデン女子代表が対戦する。