Doctors Me(ドクターズミー)- 突然意識が遠くなる…!?命に関わることもある【不整脈】ってどんな病気?

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健康な人でも不整脈は出ているって本当?

不整脈といっても、脈が速くなりすぎたり、遅くなりすぎたり、脈がとんだりと症状は様々で、すべての不整脈が、ただちに治療の対象になるとは限りません。

健康な人の1日の脈拍数は約10万回です。一般的に、脈拍は活動している時には速くなり、夜寝ている時には遅くなります。1日の脈の様子を記録するホルター心電図で調べてみると、特に心臓の病気がない人でも少なからず不整脈は出ており、本人は気づかないことも多いのです。

では、すぐに治療が必要な危険な不整脈の症状とは、どのようなものでしょうか。

危険な不整脈とは?意識が遠くなるのは要注意!

静かにしている時、歩いている時など、日常生活で突然意識が遠くなる、または完全になくなる感じがする。これは、脈が速すぎる頻脈や遅すぎる徐脈でもおきる症状です。

そして、もし一度でも意識がなくなったことがあれば、その後回復して体調に問題がなくても、必ず医師の診察を受けることをお勧めします。その後全く症状がないからと、放置してしまう方が少なくありません。危険な不整脈の中には、いったん治っても次に出た時に命にかかわるものもあるからです。

不整脈が起きていると自覚したら、自分で手首の脈を測ってみましょう。数えられないほど速い頻脈が起きていても要注意です。普段から自分の脈を測って、どのくらいの速さなのかを確認しておくとよいでしょう。

ペースメーカーがAEDの役割を果たしてくれる!

不整脈の治療としては、内服する薬を始め、徐脈に対するペースメーカー、頻脈に対する植え込み型除細動器などがあります。ペースメーカーは鎖骨の下の皮下に植え込み、主に脈が遅くなった時に、心臓に刺激を送って心拍を維持します。植え込み型除細動器は、AED(自動体外式除細動器)のような機能を持つ小さな除細動器を、ペースメーカーと同じく皮下に植え込み、頻拍が起きた時に、頻拍を止める役割を果たします。それぞれ、4×4 cm、5×7cmほどの小さな装置で、入院による手術が必要です。