Engadget 例大祭:ガジェットは白物家電化する「ベストバイ」トークショー #egfes

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5月30日に開催した「Engadget 例大祭」より。モノ雑誌『GoodsPress』の長谷部 敦編集長、iPhone関連のガジェットを得意とするタレント兼ライター、女子ガジェッターの 弓月 ひろみさん、そして蔦屋家電のコンシェルジュ 百名 覚さんの3名が「夏の超ベストバイ 買って良かった! コレ欲しい!トーク」と題して、熱いトークを繰り広げました。

登壇者はそれぞれ、GoodsPressが蔦屋家電の取材をしたり、弓月さんがプロデュースするiPhoneケース展の展示を蔦屋家電で行っているなど、普段の仕事でも付き合いが深いということで最初から活発なトークが繰り広げられていきました。

弓月さんが最初に挙げたガジェットは「Apple Watch」。その良さは「普通である事」だそうです。

今までのいわゆる「ガジェット」的なメカメカしさがなく、ファッショナブルで生活に馴染む感じが良いとのこと。長谷部編集長も「時計業界から見た時に驚きがある、時計の作り、品質的にはとても割安に感じる」と評価しつつも、「デジタルガジェットとして若い人たちがどんどん使うには割高感もある」と課題も提示しました。

続いて百名さんは、Apple Watchに対抗して「VELDT SERENDIPITY」を紹介。アナログ時計のスタイルにLEDと一行のディスプレイ表示で情報を伝えるスタイルがよいのだそうです。まだあまり広く流通に乗っていないのもあり、蔦屋家電で推している商品でもあるとのこと。長谷部さんもいわゆる「デジアナ」時計は時計メーカーでも出そうとしていて、Apple Watchのような本格的スマートウォッチではないものが時計メーカーから出てくるのではないかと予想していました。

長谷部編集長は、スマートウォッチの流れから一転「Gear VR」をピックアップ。ギーク層ではない人が体験した時の反応が良かったエピソードなども交え、価格面も含めVR体験の敷居を下げた部分を評価。弓月さんはVRコンテンツの充実に課題を提示すると、百名さんがGoProのVRコンテンツ作成が出来るカメラアレイを紹介したエンガジェットの記事を提示して、コンテンツ作成が増えていくのではないかと期待をのぞかせていました。

続いて、ちょっと失敗だったかな?というガジェットには、百名さんがギターコントローラーの「Jamstik」をピックアップ。ギターなどの弦楽器の演奏が出来るコンパクトなツールと期待値が高かったものの、弦楽器の演奏技術である「ミュート」が出来なかったりと、アナログ楽器で出来ている細かな部分で残念なところが多かったそうです。

ドローン規制の流れについて、規制や利用者のリテラシーマナーなどに話題が向かう中、百名さんは利用者視点でドローンを飛ばして遊びたいという思いを強調。しかし、事件事故のせいで気軽に遊べなくなってしまった雰囲気の中で、これなら大丈夫だろうと紹介したのが「Bionic Bird」でした。本物の取りのように羽ばたいて飛ぶラジコンです。スマートフォンで操作が可能で、これには弓月さんもビックリ!コレなら公園で飛ばしても怒られないだろうと自信をのぞかせていました。

「モバイルバッテリーなどのガジェットは、容量と値段で選ばれるケースが多いが、最近はエレクトロニクス製品でもファッションブランドのようなデザイン、売り方をするものも増えてきた」と長谷部さんが自分のお気に入りを紹介すると、百名さんも、蔦屋家電ではそういう製品を取り扱っている例として、iPhoneケースなどを作っているメーカーとデザインハウスがコラボしているブランド「NuAnce」を紹介しました。

このほか弓月さんは、CESで見つけたガジェットとして「mother」を紹介。センシングとログを管理するIoTガジェットで、人に寄り添ってゆくガジェットが今後の主流になっていくのではないか、と予想しました。

長谷部さんも、今後は生活に密着した白物家電的なガジェットが増えていくだろうとコメント。百名さんも、ガジェットの白物化は自然な流れとするものの、今までのような尖ったガジェットはなくならないだろうと、締めくくりました。