Doctors Me(ドクターズミー)- 納豆、緑黄色野菜はNG?薬と食事の相互作用を知ろう!

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■ 薬の効果を弱めたり強めすぎたりする食品がある!

昔から「食べ合わせ」という言葉がありますが、飲んでいる薬によって、納豆やブロッコリーなどの緑黄色野菜、グレープフルーツなど、食べられない食品があるのはご存知ですか?

これは、食べ物によって薬の作用を通常よりも、弱めたり強めたりするためです。
薬と食事の相互作用の中で特に有名なのは、ワーファリンを飲んでいると納豆が食べられないことです。ワーファリンは血液の凝固を抑制する薬で、心筋梗塞や静脈血栓症などの血栓塞栓症の予防のために飲んでいる方が少なくありません。

ワーファリンはビタミンKの働きを弱めることで効果を発揮するのですが、納豆にはビタミンKが豊富に含まれており、これがワーファリンの作用を弱めるのです。ビタミンKは緑黄色野菜にも含まれていますので、ワーファリンを服用中の方はこれらの野菜を大量に長い間食べていると、ワーファリンの効果に影響する可能性があります。

■ 高血圧の人は血圧が下がりすぎてもよくない?

ワーファリンよりも内服している方が多い高血圧の薬。これらの中でも、カルシウム拮抗薬といわれる薬は、グレープフルーツ、スイーティーやザボンにより、効果が大きくなる、つまり血圧が下がりすぎる可能性があることが知られています。

血圧は下がる方が良いのでは?と考える人もいるかもしれませんが、急に血圧が下がると頭痛、めまいや立ち眩みがおこり、思わぬ怪我にもつながりかねません。

■ その他、注意が必要な組み合わせは?

アルコールと、中枢神経抑制作用を持つ薬の組み合わせも注意が必要です。抗不安薬、総合感冒薬、抗ヒスタミン剤など中枢神経を抑制する薬とアルコールを共に摂取すると、眠気、呼吸抑制など中枢神経抑制作用が強くなることがあります。

また、カフェインを含む緑茶、紅茶、コーヒーはあまり大量に飲むと、気管支喘息の治療薬であるテオフェリン(気管支拡張剤)の副作用を強め、不眠の原因になることがあります。薬を処方される時に内服上の注意点の説明があると思いますので、具体的な薬品名については、薬剤師に確認するようにしましょう。