Doctors Me(ドクターズミー)- 女性がなりやすい、排尿痛や残尿感がつら〜い膀胱炎

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膀胱炎の症状とは……

膀胱炎とは、尿を貯める膀胱に細菌が侵入・増加したために起こる病気で、次のような症状を伴います。
・排尿時痛(おしっこするときや前後に痛い)、
・何度もトイレに行きたくなる
・残尿感
・尿の色が濁っていたり、尿に血が混ざったりする
軽度だと症状のない場合があります。また高齢の方も自覚症状がないことが多く、健康診断などの尿検査で、膀胱炎にかかっていたことが判るケースもあります。

なぜ、女性がなりやすいのか

細菌は尿の出口から入ってきます。女性の場合、そこが細菌のひしめく膣や肛門に近いこと、男性に比べ尿道が短いことにより、細菌が尿道をさかのぼって膀胱に到達しやすい状態です。そのため、男性よりも膀胱炎になりやすいと考えられています。

いっぽうで、性行為によって膀胱炎になる場合もあります。性交中に尿道に傷ができると、細菌が侵入しやすくなるからです。

■ 膀胱炎の正しい対処法

膀胱の中に入った細菌を外に出すために有効なのは、排尿すること。貯まった尿の中には細菌が増えているので、水をたっぷりと飲んで尿をたくさん出すことで、細菌が減っていきます。細菌数が少なく症状が軽い場合なら、これだけで治ることもあります。ただ、実際には抗生剤などが必要になることが多いようです。
膀胱炎は再発しやすい病気です。それは女性の解剖学的理由からで、これを変えることはできません。そこで、以下のことに気をつけて再発を防ぐようにしましょう。

1:原因となる細菌を尿道に入り込ませない
2:入り込んだ細菌を増やさない

1のためには膣や肛門を清潔にすることです。生理用品はこまめに変え、下着を清潔にすること、おしりを前から後ろへ拭くこと、性行為の前には自分も相手も指や口も含めて清潔にすること行為後は必ず尿をすることなどが有効になります。

2のためには尿を我慢しないことにつきます。貯まった時間が長くなればなるほど菌が増えていきます。また、ある程度の細菌は体の抵抗力でやっつけられますが、精神的ストレスや睡眠不足、過労などで細菌を退治する白血球の力が落ちてしまうので、適度に休養をとることも大切です。
膀胱炎の再発予防は、ちょっとしたことを気をつけるだけでよいのです。賢く予防して、膀胱炎から体を守りましょう。

膀胱炎とは