ハリルJ初陣から3戦連発の岡崎 「正確性は反省点」と満足せず

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[6.11 キリンチャレンジ杯 日本4-0イラク 日産ス]

 これぞエースの働きだ。3連勝という最高の船出を果たしたハリルジャパン。その中でFW岡崎慎司(マインツ)は3戦連発と確実に結果を残している。この日も2-0の前半32分にFW宇佐美貴史のラストパスから左足ダイレクトでシュート。GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 途中出場だった3月27日のチュニジア戦(2-0)、ハリルジャパン初先発だった同31日のウズベキスタン戦(5-1)に続く3試合連続ゴール。それでも「正確性だったり、最後の決め切るところは反省点」と満足しなかった。

 後半28分に交代するまで、シュートは両チーム最多の4本。前半15分にはFW本田圭佑のパスに抜け出し、GKと1対1の絶好機を迎えながらシュートがクロスバーを叩くシーンもあった。直後の同16分にも本田の左クロスに合わせた左足ボレーがミートせず。ゴール以外の場面でチャンスを生かせなかった悔いが残った。

 一方で、チームとして「狙いを持ってできているのはポジティブ」と、ハリルホジッチ監督就任3戦目で手応えも深めている。「得点の場面だけでなく、選手が前を向いたときに2人、3人の選手がトップスピードでダッシュしている。縦に入ったときにスイッチが入って、トップスピードに入るというのが、このレベルの相手にはできていた」。守から攻への切り替えと縦への速さ。指揮官が狙いとするコンセプトは、着実に選手の頭と体に意識付けされている。

(取材・文 西山紘平)


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