負傷離脱のなでしこ安藤、仲間に夢を託し「みんなの笑顔が見たい」

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 日本女子代表(なでしこジャパン)を負傷で離脱したMF安藤梢が、同選手の地元後援会が運営するサイト(http://kozueingermany.blog.fc2.com/blog-entry-146.html)上で、現在の心境やチームメイトへの思いを綴った。

 8日に行われたカナダW杯初戦のスイス戦に先発出場した安藤。前半27分、FW大儀見優季が出した浮き球パスに反応し、ゴール前に走り込むも飛び出した相手GKと激しく交錯。「かなりの激痛がはしったのですが、ピッチに戻りたいという気持ちでいっぱいでした」と語ったが、その後はプレーを続けることが出来ず、負傷交代を余儀なくされた。チームは安藤が得たPKを最後まで守り抜き、大事な初戦を白星で飾った。

 試合後、検査を受けた安藤に待っていたのは受け入れがたい結果だった。「骨に異常がないことを願うだけでしたが、レントゲンで骨折がわかり結果をつげられた時は目の前が真っ白で受け入れられず涙がとまりませんでした。一緒にいたドクター、スタッフも私のために涙を流してくれていました」と悲痛な想いを綴った。

「ここまでW杯2連覇を毎日目標にしてやってきて積み上げてきたのに、怪我で離脱することは想像もしていなかったし、本当にこの一瞬のプレーで終わってしまうんだということを正直まだ受け入れられない気持ちもあります。大好きな仲間とこの先一緒に戦えないと思うと無念で仕方ありません」

 まだ気持ちの整理がつかないという安藤。「仲間やのりさん(佐々木則夫監督)をはじめとするスタッフが私の思いも忘れずに戦ってくれると声をかけてくれ、励ましてくれ、前を向かなきゃと思いました。こんなに温かい仲間と一緒にサッカーができたことを誇りに思います」とチームメイトに感謝し、帰国するまで全力でサポートすることを誓った。

 最後に、「みんなが2連覇という目標を達成することを心の底から信じています。最後にみんなの笑顔が見たいです」とチームメイトに夢を託した安藤は、「一緒になでしこを全力でサポートしてください」とサポーターに更なる応援を呼びかけた。


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