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京都大学は6月11日、西アフリカのギニアに生息する野生のチンパンジーが、ヤシの樹液が発酵した「酒」を飲むことがわかったと発表した。

同成果は京都大学霊長類研究所と英オックスフォード・ブルックス大学の共同研究によるもので、6月9日付け(現地時間)の英科学誌「Royal Society Open Science」に掲載された。

同研究によれば、チンパンジーたちは葉っぱをスポンジのように用いて、地元住民がヤシの樹液を採取するために設置した容器の中で発酵してできたアルコールを口に運んでいたという。こうした行為は17年間で51例確認され、うち20回は集団で飲酒をしていた。チンパンジーたちが飲んでいた「酒」のアルコール度数は3.1〜6.9%で、年齢・性別に関わらずアルコールを摂取していた。

チンパンジーの中には飲酒後すぐに寝てしまうなど、酩酊状態に陥った個体もいたとのことで、同研究グループは「おそらく人間と同様にアルコールの摂取が可能で、好きなのでしょう」とコメントしている。