沖縄県宮古島の台風被害写真展が今月11日まで、世田谷区役所で開催されている。初日の7日には100名以上が足を止め、03年9月の被害写真に見入った。写真展を見ていた50代の主婦は「写真で災害の怖さを実感した」と話していた。


写真展で宮古島の状況について説明する新城定盛さん(撮影:佐谷恭)
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 主催者で島の居酒屋「花ちゃん」を経営するアマチュアカメラマン新城定盛さんに話を聞いた。

 ―― 写真はいつ始めましたか。

 小さい頃からです。好きでね。

 ―― 台風の後、すぐに被害の状況を撮り始めたのですか。

 いやいや。直後にはそんな余裕はなかったです。電気もなかなか来なかったぐらいだから。写真は好きだけど、花とか野鳥とか、そういうのをいつも撮ってます。

 ―― いつ台風の被害を撮ろうと思ったのですか。

 余裕がでてきてからね、やっぱりあの時の台風はすごかったなって思ったわけ。それで被害の様子をパチリと。

 ―― それを発表しようと思ったのはいつですか。

 チャリティーコンサートがあって、そこで新聞社の写真が展示されて大きな反響があった。台風の時の写真は他にもあるので、新聞には出ていない写真を出そうと思ったのがきっかけです。いろいろなところから頼まれて、何度か展示しています。県外では、岡山県津山市に次いで世田谷が2度目です。

 ―― 宮古のことをもっと知ってもらいたいですか。伝えたいですか。

 そうですね。

 ―― ライブドアではパブリックジャーナリズムという、市民記者にそれぞれの視点でニュースを提供してもらう試みをしていますが、どう思いますか。

 そうですか。面白そうですね。知ってもらいたいことはいろいろあるから。あ、でも私はあまり電子メールとかやらないんですけどね。

 ―― 分かりました。最後に一言どうぞ。

 道路標識など一部に台風の爪痕が残っていますが、ほとんど復旧しました。宮古島は台風の多いところだから、それだけに被害を抑えるノウハウもある。どうしたら被害を減らせるかと努力していることも多くの人に知ってもらいたい。写真の貸し出しなど、いつでも無料でやってますのでよろしくお願いします。【了】

宮古島の台風被害写真を展示