ハリル監督が“年内無敗”を宣言「勝利のスパイラルを続けたい」

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 日本代表は10日、試合会場の日産スタジアムで公式練習を行い、11日のイラク戦に向けて最終調整した。右太腿打撲のFW川又堅碁(名古屋)、右足足底部痛のMF清武弘嗣(ハノーファー)は別メニューで調整。練習前に会見を行ったバヒド・ハリルホジッチ監督は両選手について「1試合目(イラク戦)は(ピッチの)外に置きたいと思っている」と欠場を明言した。

 初陣となった3月の国際親善試合はチュニジアに2-0、ウズベキスタンに5-1と勝利し、2連勝を飾った。ハリルホジッチ監督は「(選手には)『また2試合勝つぞ』と言っている。勝利のスパイラルを続けたい」と、イラク戦、さらにはW杯アジア2次予選初戦となる16日のシンガポール戦(埼玉)に向けても必勝を期した。

 さらにその先を見据える指揮官は「9月に入ると、今度はほとんどアウェーになる」と指摘。9月以降に組み込まれているW杯予選5試合のうち、4試合が中立地開催を含めてアウェー戦となる。それでも「我々はかなり高い目標を設定した」と明かし、「2015年は一つも負けない。美しい年にしたい。できるだけたくさんの試合に勝ちたいと思っている」と、“年内無敗”を目指すことを力強く宣言。8月の東アジア杯を含め、年内は残り11試合。3月の2試合を合わせた計13試合を無敗で乗り切る決意だ。

 3月の2試合ではスタメンを総入れ替えしたが、「今度はちょっと状況が違う」と、イラク戦の先発はある程度、シンガポール戦を見据えたメンバー構成となることを示唆した。「今はより良いチームを探している。チームにはたくさんの競争がある」。各ポジションで一から競争が始まっているハリルジャパン。指揮官は「今のところベストメンバーというのはない。全員がベストメンバーだ。すべての選手がそれを理解している」と力説した。

(取材・文 西山紘平)


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