Doctors Me(ドクターズミー)- ニキビや肌あれがなかなか治らない…役立つ薬を教えて!

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ニキビ、肌荒れは、現代では、女性のみならず男性も気にされていますね。読者の皆様もニキビ、肌荒れを防ぐためにそれぞれに気をつけていることがあると思いますが、それでもなかなかニキビ、肌荒れが治らない場合には、薬の使用をおすすめします。

思春期と大人で異なる!? ニキビ・肌荒れの原因

<思春期>
成長期に成長ホルモンが皮脂腺を刺激するため皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まりやくなります。その結果、ニキビの原因であるアクネ菌が繁殖し、ニキビができます。成長に伴い、ホルモンバルスが整ってくると自然とニキビができにくくなります。

<大人>
大人のニキビ、肌荒れは人によって原因が異なり、ストレスや不規則な生活習慣、睡眠不足、飲酒、喫煙などの影響により肌の新陳代謝が低下。そして、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れることやホルモンのバランスが崩れる事などが原因です。

ズバリ! コレがニキビに効く

<内服薬>
○ビタミン剤
定番はビタミンB2、B6、C。ビタミンB2、B6でターンオーバーを促し、ビタミンCでニキビの痕が残らないよう美白を促します。
○ビオチン散
ビタミンHまたは、ビタミンB7ともよばれ、ヒフや爪、髪を健やかにします。他のビタミンと併用する事でより効果があります。
○亜鉛
微量元素の中でも亜鉛が不足すると肌トラブルが起きやすくなります。サプリメントなどで補助的に摂取するようにしましょう。
○抗生物質
炎症が酷い場合は抗生剤が処方されます。マクロライド系抗生物質(クラリス、ルリッドなど)やテトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシン)です。
○低容量ピル、抗男性ホルモン薬
こちらは、あまり聞いた事がないかもしれませんが、女性でも男性ホルモンの作用が強い場合があります。そのような時は、低容量ピルや抗男性ホルモン薬の服用によるホルモン療法が有効です。

<外用薬>
○アクネ菌を殺菌する抗生物質が含まれた外用薬
ニューキノロン系抗生物質(アクアチムクリーム/アクアチムローション)やリンコマイシン系抗生物質(ダラシンTゲル、ダラシンローション)などです。
○ピーリング作用により毛穴のつまりをとる薬
ディフェリンゲル、トレチノインがあります。個人差はありますが、治る過程ではピーリング効果によりヒフが少し剥けます。
○保湿剤
肌の保湿は、さまざまな肌トラブルを防ぐのに有効。普段から十分な保湿を心がけましょう。外用薬では、プロペトやヘパリン類似物質(ヒルロイドローション/軟膏、ビーソフテンローション/軟膏)などがよく処方されます。

薬剤師からのアドバイス

ニキビ治療によく使用されるお薬ですが、肌のターンオーバーは睡眠中に活発になるため十分な睡眠も大切です。薬だけでなく生活習慣の見直しもしてみてくださいね。

(監修:薬剤師 吉澤 恵理)