Doctors Me(ドクターズミー)- 不妊治療に使われる薬とその副作用とは!?

写真拡大

■ ホルモン剤の副作用はどの程度ある?

不妊治療を受ける方の数は年々増加しています。

しかし、いざ治療を始めるまでは、どんな治療を行うのかイメージがわかない方も多いでしょう。お薬も、例えば痛みどめや血圧の薬などとは違って、悪いところを治療するために使われる薬ではないことも多いことから、体にどんな影響があるのか、気分が悪くなったりすることはあるのか、とても気になりますよね。

不妊治療に使われる薬はたくさんの種類があるのですが、代表的なお薬の作用と考えられる副作用を見ていきましょう。

■ 薬ごとの効能と副作用は?

1. 排卵誘発ホルモン剤
クロミッド、セキソビットなど。無月経の方、月経はあっても排卵が伴わない方、月経がたまにしか来ない方の排卵を誘発する目的で使用されます。
副作用としては、下腹部の痛みなどの卵巣が腫れることによる症状、悪心・嘔吐、精神的な不安定や目のかすみ、頭痛などをきたすことがあります。また、お薬によっては多胎妊娠の確率が高くなる可能性もあります。

2. 黄体ホルモン剤
デュファストン、ルトラールなど。無月経や月経周期の異常、月経の出血の異常や切迫流早産、黄体機能不全による不妊症などに用いられます。
副作用としては、脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓といった血栓症や視力の低下をきたす可能性があります。

3. 卵胞ホルモン剤
プレマリン、ジュリナなど。卵巣の機能不全などに用いられます。
副作用としては、下肢のむくみや痛み、呼吸困難などが考えられますのでこれらの症状が出たらすぐ病院に連絡しましょう。

4. 卵胞・黄体ホルモン合剤
ソフィアAやプラノバールなど。月経周期の異常や無月経、機能性不妊症、月経周期の変更などに使用されます。
副作用として脳や心臓、手足などあらゆる部位の血栓症や偏頭痛を起こすことがあります。

■ 治療についての正しい知識をパートナーや職場と共有する

上記以外にも、低用量ピルや少量のアスピリン、プロラクチンを下げるお薬などが不妊治療では必要に応じて使われます。日常生活に支障をきたす場合もあるため、パートナーはもちろん、職場の理解も必要になってきます。わからないことがあれば、主治医にきちんと確認して、副作用に注意しながら治療していきましょうね。