「結婚を見据えた貯蓄」がしたい! 貯まるカギは“ちょこちょこ買い”の見直しにアリ!?

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◆今回のお悩み
相談者:リサさん
「いつのまにかお金がない、ということが多く、貯金ができていません。今付き合っている彼と2〜3年以内に結婚したいけれど、結婚資金が出せないのでは、と心配です」

編集部 今付き合っている彼との結婚を考えているリサさん。貯蓄額が50万円未満で、結婚資金が出せないという不安があるようです。結婚をする際、一般的にはどのくらい費用がかかるものなのでしょうか。

風呂内亜矢(以下、風呂内) 「ゼクシィ 結婚トレンド調査2014」によると、挙式+披露宴・披露パーティ総額の全国平均は333.7万円(招待客人数72.2人)。そのうち、カップルの自己負担額は125万円となっています。これだけ聞くと、すごくお金のかかるイメージがありますが、実は費用の大部分を占めるのは、披露宴・披露パーティ。挙式のみであれば28.8万円で済みます。

結婚費用をおさえたいなら、挙式だけを行うというのもひとつ。最近では、神社と写真館がタイアップした撮影付きの挙式プランもありますので、まずはそれで結婚の節目をつくり、披露宴や新婚旅行などは後日行うという方法をとっても。ちなみに、新婚旅行は平均57.9万円となっています。

編集部 段階を踏んでお祝いしていくわけですね。リサさんは現在ひとり暮らしですが、結婚するとなると、彼と一緒に住むことになるかと思います。新生活準備にもお金がかかるのでは?

風呂内 そうですね。家電製品やインテリア・家具の購入といった新生活準備にかかった費用は、全国平均で78.1万円(ゼクシィ 新生活準備調査2014 調べ)。ただ、回答者の40%は50万円未満だったようですので、欲を出さなければ、コストはおさえられるかと。

また、一緒に住むとなると引っ越し資金が必要です。たとえば、2人で少し広めの部屋を10万円くらいで借りるとして、敷金・礼金、先払いの家賃などを考えると、最低でも30〜40万円程度は見積もっておきたいですね。

編集部 そうなると、彼の貯蓄額にもよるとは思いますが、50万円未満というリサさんの貯蓄額は、やはり心許ないですね。どうしても挙式・披露宴はしたいし、質も下げたくないという場合、何かいい方法はありますか?

風呂内 これまで、挙式をする場合の支払いとしては、全額前払い制がほとんどでしたが、後払いやカードの分割払いができる式場も増えてきましたので、そういう式場を選ぶのもいいでしょう。また、東京在住の方なら、都民共済のブライダルサービスも、リーズナブルでオススメです。

編集部 ほかにも、結婚前に知っておきたい制度やサービスはありますか?

風呂内 自分が勤めている会社にお祝い金制度があるかどうかは絶対にチェックしましょう。また、自治体によっては、新婚夫婦や子育て世帯に助成金や家賃補助が出る場合があります。引っ越し先候補の自治体にそういった制度があるかを調べて、優遇されているところに引っ越すのもかしこい選択といえるでしょう。

新婚向けのサービスでいうと、百貨店のブライダル会員制度も要チェック。百貨店ごとに有効期間は異なりますが、期間中はクレジットカードの優待割引やポイント還元率がアップしますので、うまく活用すれば、内祝いをポイントで返せる、ということもありえます。

◆リサさんプロフィール
情報・IT系企業で正社員として働く、社会人5年目の28歳。手取り年収約230万円、手取り月収約19万円。ひとり暮らしをしており、1週間分の食料品をスーパーで購入し、ランチはお弁当を持参するなど、節約を心がけている。その一方で、オフィスではコーヒーやおやつ、仕事帰りにはお酒をつい買ってしまい、月末で生活がきびしいときには、貯蓄に手をつけてしまうことも。こだわり出費は趣味のDVD鑑賞(レンタルで月1,000〜1,500円)。貯蓄は、給与から月1万円を貯蓄用口座に移し、残りを生活費にあてている。現在の自分名義の貯蓄額は、50万円未満。支払いのとき、クレジットカードは使わず、現金派。

(ヨダヒロコ/六識)

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