昼休みにクラブで酔狂!? 新しいランチスタイル『ヒルダンス』
 一日の長い仕事時間に、わずかな憩いを与える昼休み。同僚と連れ立って職場近くのランチを楽しむ人たちがいる一方で、ベンチに腰掛け、イヤホンで音楽を聴きながらひとりコンビニ弁当やパンをかじっている人の姿もよく見かけます。

 そんな人たちが、「音楽を楽しみながら、交流を図れる昼休みを過ごせるように」と、昼間限定でオープンしているクラブがあるとのこと。その名も、『ヒルダンス』。

 クラブといえば、夜の帳が下りるころに人々が集い、音楽とアルコールを楽しむイメージが強いですが、太陽の日差しの下、美味しいごはんを味わいながら音楽を楽しめるクラブとはいったいどんなものなのか? さっそくお邪魔してみることにしました。

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◆太陽の日差しを浴びて本格的なサウンドと食を楽しめる空間

 向かった先は、JR渋谷駅の東口から徒歩3分ほどにあるクラブ、『渋谷OTO』。ふだんは夕方以降に通常のクラブとして営業しているのですが、不定期間隔の火曜日に開催される『ヒルダンス』のときだけは、11:30〜14:30までオープンしています。

 エレベーターを下りて目の前の扉を開けると、まず耳に入ってきたのは大音量のダンスミュージック! 店奥に目をやると、すでに15人ほどの男女が音楽に身を委ねています。

 それだけなら通常のクラブとなんら変わりない光景ながら、彼らの背後には窓から差し込む明るい太陽の日差し。そして多くの人が手にしているのは、アルコールではなくソフトドリンクなのです。

 入場はワンドリンク付きのチケット制で、ひとり1,200円(アルコールは1,500円)。用意されているドリンクはすべて夜の営業時と同じラインナップながら、全品200円引きで追加オーダーが可能。ノンアルコールカクテルもあるから、お酒の気分だけを味わうこともできます。

 そして『ヒルダンス』ならではのお楽しみ、ランチはというと、沖縄名物ラフテーをふんだんに使い、丸々まんまのたまねぎが入った「ラフテーカレー」(500円)。

 ちなみに、白飯を持参すれば100円引き。また、「昼休みに気軽に来てほしい」との思いから、サイドメニューの『なすと大根の浅漬け』(100円)は、社員証や名刺を提示した人、もしくはスーツ着用であれば無料になるというサービスも!

 提供はクラブフードを専門に手掛ける料理人のMAZIN(まじん)さんで、『ヒルダンス』のためだけにこのカレーを考案。それにしても、なぜカレーだったのか。MAJINさんに聞いてみました。

「仕事あい間のお昼休みは、しっかりごはんを食べるべき。だから、お腹に溜まる米物にしました。カレーなら、みんな好きでしょ? それに、せっかく楽しい時間を過ごしに来てくれるのだから食事だって楽しんでほしいと思って、インパクトのあるカレーを提供したいなと。そこで、ラフテーとたまねぎを丸ごと使うことにしました」とのこと。

 貴重な休み時間を利用して来てくれる人にとって、短時間で提供されてすぐに食べられるというメリットも考えてのことだとか。

 ラフテーもたまねぎも、口に入れた瞬間にほろりと崩れてしまうほどとっても柔らかく、カレー自体もコクのあるしっかりとした味わい。なお、MAJINさんの料理の腕には定評があり、この日も「MAZINさんのカレーが食べたくて」参加した人の姿もあったほど。ふだんはめったに米物を提供しないとのことで、彼のフードファンにとっても貴重な一杯だったようです。

 ほどよくお腹も満たされたところで、いざ! ダンスホールへ。

⇒【後編】に続く http://joshi-spa.jp/269050

<TEXT,PHOTO/千葉こころ>

●ヒルダンス専用サイト http://lunch-dance.com/
●取材協力/渋谷OTO