長時間にわたるデスクワークの後、思わず「のび」をすることも多いでしょう。長い時間、同じ姿勢を取り続けると、筋肉はその形状を記憶していまいます。筋肉のその悪い記憶を放置してはいけません。その日のうちにリセットしてしまいましょう。

長時間の事務作業、パソコンを使った仕事は体の「こり」のもと

仕事上、一日中パソコンに向かっているという方も多いのではないでしょうか。つい集中してしまって、同じ姿勢のまま3時間も過ごしてしまったなんてこともあると思います。長時間にわたって、同じ姿勢を続けると筋肉がその形で固まってしまいます。固まった筋肉はその形を記憶して、体はそれを繰り返すことに。それを放置しておくと、深刻な体の「こり」につながってしまいます。

「猫背」になってないかをチェック!

長時間のデスクワークで体が固まってしまったと感じた時などは、立ちあがった姿勢で次の項目をチェックしてみてください。

立った時、頭が前のめりになっていないか手の位置が脚の横ではなく、太ももの前あたりに来ていないか両肩が前方に出ていないか

チェック項目にあてはまる方は「猫背」になっています。猫背の状態が続くと、肩の上部や首の後ろ、肩甲骨の周りが固くなってしまいます。そのままにしておくと、肩こりや頭痛の原因となり、さらに症状が進むと、姿勢が崩れて腰痛を発症してしまいます。

筋肉はその姿勢の“筋肉の長さ”を記憶する

デスクワークの後で、思わず「のび」をしてしまうのは、固くなった筋肉をほぐす自然の反応です。長時間、同じ姿勢でいると、筋肉もその形で固定されますが、筋肉はその時の“筋肉の長さ”を記憶するのです。数時間だけ筋肉が固定されたという場合なら「のび」をしただけで筋肉はほぐれていくでしょう。しかし、仕事の場合、もっと長い時間、毎日同じ姿勢を取ることも多いわけですから、ますます筋肉は固まっていって「のび」だけでは到底その固さをほぐすことはできません。

筋肉の悪い記憶を開放するにはストレッチが効果的

筋肉が固まってしまっているなと感じ時は、筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。デスクワークであれば、休憩時間に軽いストレッチをしてみるといいでしょう。それだけでは足りない! という方は、入浴後、筋肉が柔らかい状態の時のストレッチが効果的。少し本格的なストレッチで、筋肉を十分に伸ばしてあげれば、昼間についた筋肉の悪い記憶をリセットすることができます。/p>

writer:岩田かほり