追加招集をチャンスと捉える永井「前回の堅碁の例もあるので…」

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 ハリルジャパン初陣となったチュニジア戦で先発出場を果たした男は、今回はMF清武弘嗣の負傷の影響で追加招集された。しかし、FW永井謙佑(名古屋)は追加招集は意識せず、「戦う準備をしっかり整えていきたい」と鋭い眼差しを見せた。

 追加招集の連絡がきたのは昨日。名古屋のチーム関係者から連絡があり、「何事かと思いました。何も準備していなかったので、ポカーンとしてしまいました」と笑ったが、「追加招集ですが、しっかりチームのために戦いたいし、チームを盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 3月のチュニジア戦では先発出場を果たし、後半15分までプレーした。守備の部分での手応えを感じながらも、攻撃面では「あたふたしたところがあった」。しかし、チュニジア戦はシーズンが始まったばかりということもあり、「なかなか動けない部分があった」が、今回はシーズン開幕から時間が経っており、「ある程度、自分のペースでできると思う」と自信を覗かせる。

 名古屋ではアウトサイドをこなしながらも、チームトップの5得点を挙げている。代表では「もう少し前の位置でプレーできる」ことを考えると、「長い距離を走って攻撃参加しないでいい分、体力の消耗も抑えられると思う」と攻撃面でさらにパワーを注ごうとしている。

 3月シリーズでは名古屋で同僚のFW川又堅碁が、追加招集で代表初ゴールを記録。だからこそ、永井も「前回の堅碁の例もあるので、チャンスがきたときにしっかり結果を残したい」と静かに燃えている。「周りに自分を活かしてくれる選手がたくさんいるので、自分は活かしてもらいながらストロングポイントを出していきたい」。自慢のスピードを活かして、代表初ゴールを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)


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