これからのスマホの鍵を握るMVNO、 キャリアアグリケーションっていったい何?

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docomo、au、softbankの三大キャリアから回線を借りサービスを提供することで維持コストを下げ、格安プランでスマホを使えると近年話題のMVNO。マーケティング会社の(株)ICT総研が5月に発表した「2015年 MVNOサービス・格安SIMの市場動向調査」によれば、MVNOサービスの契約数は2014年末の892万から、今年末に1096万(22.8%増)まで拡大すると推計している。

着々とシェアを拡大しているMVNOだが、MVNOとは一体何なのかわからないという人は多いはずだ。株式会社ソネットが運営するサイト「mvno lab」に掲載されている「これからのスマホはどうなる?未来のスマホを読み解くトレンドワード10」では、近年よく耳にするが説明が難しいMVNO、キャリアアグリケーションなどの用語を解説している。

同サイトによると、MVNOは前述の維持コストの内容に加え、データ通信のみのプランや通話付きのプランが選べ、各個人の用途にあった選択が可能とのこと。また、キャリアアグリケーションは、「複数の“電波”の周波数帯を1つに束に“集約”して、これらの異なる電波を同時に使用することで、高速かつ安定した通信を実現した技術」で、三大キャリアを中心に近年取り入れられている。

MVNOはこれまで海外製の端末が主であったが、So-netの高機能スマートフォン「Xperia J1 Compact」をはじめ国産端末が出てきており、デザインや機能の選択肢も広がったことで、さらなる飛躍を見せている。キャリアアグリケーションでいえば、docomoの「プレミアム4G」のように通じやすい周波数帯を都度選ぶものも出てきており、携帯の通信環境も日々成長しているようだ。

キャリアアグリケーションで高速化された周波数帯はMVNOにも当然は反映される。高機能なスマートフォンを安く早く使えるという環境が、整ってきているといえるだろう。