3年振りとなる全米OPの舞台、胸は高鳴るばかり(写真はメモリアルトーナメント)

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 「この3年間メジャーの舞台に立てないと言う悔しさはあった」その悔しさを爆発させるかのように、石川遼が米国男子メジャー第2戦「全米オープン」の最終予選会で7位タイフィニッシュ。見事メジャーへの出場権を掴んだ。
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 メジャーへの切符のつかめるかどうかの今大会は、決して容易なものではなかった。最初の16ホールで4つのバーディを奪ったものの、この時点で25位前後を行き来し、午後からラウンドが爆発必須の厳しいものになってしまう。
 加えて次のザ・レイクスゴルフ&CCでは、2つのバーディを奪って迎えた10番で雷雨が近づき中断。この時点で午後4時45分。朝から張り詰めた気持ちをキープするのは限界を迎えていた。
 だが、ここからメジャーへの執念を見せる。次の11番で右前11メートルをねじ込むと、12番で連続バーディ。そして14番パー3ではティショットをピンにピタリ。8アンダーまで伸ばし一気に出場獲得圏内に突入する。
 さらにボギーを叩いて迎えた16番パー5では2オンに成功すると8メートルをジャストタッチ。イーグルで放しかけた流れを引き戻すと、17番ボギーのあと、絶対パーが必要な最後の1メートル弱のパットをしっかり沈め8アンダーの7位タイでホールアウト。出場枠である15位以内に入り、2012年以来の全米オープンへの最終切符を掴んだ。
 戦前は自信が無かった。「メンバーもメンバーだし、フラットな気持ちではありましたけど。客観的にみてうまい人から並べると(出場枠である)15番目には入ってないと思った。だからそれ以上の何かがないと」。それが11番のバーディと16番のイーグルだと続ける。「100%まぐれじゃないけど、あの距離はなかなか入らない」と、ここぞという場面で決めきれたことが大舞台につながった。
 「全米オープンのセッティングはだいたい想像がつく。この最終予選の会場もグリーンが硬くて小さい、砲台だしピンポジもシビア。ここで通ったら全米オープンでも通用するとUSGAが選んでいると思う」と今季初参戦となるメジャーで戦う手応えは掴んだ。「すごくわくわくする。メジャーはつねにバロメータになる。その舞台に立てるのはすごくうれしい」。自らの手で掴んだ大舞台へ高まる感情を抑えられない様子だった。

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