Doctors Me(ドクターズミー)- 眼鏡におさらば!視力回復法「レーシック」を紐解く!

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手術で視力を回復させる「レーシック」

何かとトラブルの話題も多い視力回復法「レーシック」。その方法は、まず角膜をエキシマレーザーで削り、角膜のカーブを変えることによって屈折異常を矯正します。
術後は眼鏡やコンタクトレンズから開放されるというのが、最大のメリットといえるでしょう。

手術前に知っておきたい、4つの注意点

まず最初に知っておきたいのが、レーシックに関するいくつかの注意点です。

・レーシックで矯正できる度数には限度があり、高度の近視や乱視の人では十分に矯正できないことがある。
・術後の近視の進行をとめる効果はないので、18歳未満ではレーシックは適応にならない。
・老眼は矯正することはできない。
・保険外診療のため、レーシック前後に関わる検査や手技を含んだすべての診療費は自費になる。

見逃せない! レーシックのデメリット

手術には合併症やリスクがつきものです。決断する前に、レーシックのデメリットについてよく理解することが大切です。

1. 夜間に視力が低下する
夜間の光がまぶしく、にじんだように見えることがあります。

2. 術後に角膜が変形する
高度な近視で角膜切除量が大きい場合などには、術後に薄くなった角膜が前方に突出して、角膜が不正な形に変形し視力が低下してくることが稀にあります。ハードコンタクトレンズによる矯正でしか視力補正ができなくなります。

3. 術後に角膜が混濁する
角膜に混濁して、かえって視力が低下してしまう可能性があります。術後に生じた感染症で、最悪の場合は角膜移植が必要となったり、失明に至ることもあります。

4. ドライアイになる
術後数カ月から1年くらいの間、ドライアイが起きることがあります。これは徐々に回復してきますが、回復には個人差があります。

5. 度数の変化によって視力が低下する
多くの場合は再手術によって補正できますが、残った角膜の厚みや矯正度数の問題で再手術ができないこともあります。

6. 正確な眼圧測定ができなくなる
緑内障になっても見逃されてしまう可能性があります。

7. 正確な白内障手術ができなくなる
白内障手術で入れる眼内レンズの度数を正確に計算できなくなります。

【医師からのアドバイス】

レーシックを受ける前には、上記のようなメリットとデメリットを十分に理解した上で、必ず眼科専門医による診察および手術を受けてください。医師の説明をよく聞き、納得したうえで決断していただきたいです。