力んだのか?ショットを曲げてピンチに…(撮影:岩本芳弘)

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<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 最終日◇7日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,326ヤード・パー71)>
 首位と6打差で迎えた最終日。「攻める立場の自分が消極的になってしまった」と永野竜太郎。最終日は4バーディ・2ボギーの“69”。首位と1つ差を詰めたが、リャン・ウェンチョウン(中国)にプレッシャーをかけることはできなかった。
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 “獲りやすい”2番でイーグルチャンスを逃すも、この日初バーディ。耐えながら1つでも伸ばす必要があったが、5番で痛恨のボギー。この時点でリャンが2つ伸ばしており、8打差となってしまう。前半で1つ取り戻すと、後半の13番、17番でバーディ。だが最終ホールを迎える時点では、まだ4ストローク差ついていた。
 「途中リャンさんが落としていたので何が起こるかわからないなと思いながらプレーしていたんですけどね…」。4ストローク差といえど、ホールアウトするまで可能性がゼロになったわけではない。だが、18番の永野のセカンドショットは大きく左に曲がり、グリーン脇の電子版リーダーボード付近へ。ここでわずかな可能性も潰えてしまった。
 だが誰もが“決着がついた”と思って眺めていた18番グリーンでも、永野はまだ戦っていた。18番でのグリーン周りのアプローチ。左足下がりの傾斜で球を上げづらいライで、トップすれば“ダボ”もありえる状況で、「“ボギーでいいや”なんて全く思ってなくてパーを獲るつもりでいました」。結果的には寄せることはできず、ボギーとなったが、最後まで死力を尽くして戦い切った。
 大差はつけられたものの、日本人選手としては最上位。今大会で知名度を上げた27歳は「メジャーで4日間プレーできて、宍戸でこれだけのスコアで回れたことは自信になります。悔しい部分が大きいけど、自分を褒めたい」と成長を実感。「(優勝するのに足りないのは)攻めるときに攻めきれないパッティングですね。もっと練習しろということです」と優勝争いのなかでしか得られない課題も身に染みた。
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