舞台から挨拶する(左から)海老名香葉子さん、上戸彩さん、谷村新司さんら。
画像をクリックすると拡大します画像をクリックすると拡大します
落語家・故林家三平師匠夫人の海老名香葉子さん主催のイベント「東京大空襲六十周年メモリアル 十万人の空」が7日、東京・日比谷公会堂で開かれた。

第一部では、戦時中上演を禁止された「禁演落語」を春風亭小朝さんと林家こぶ平さん、いっ平さんらが披露、第二部では笑福亭鶴瓶さんと谷村新司さんのトークショー、第三部は海老名さんの東京大空襲の体験エッセイをもとにアニメ化された映画「あした元気にな〜れ」が上映された。

上映前の舞台挨拶には、主人公かよ子役の声を演じた上戸彩さん、作詞作曲担当の谷村新司さん、総監督・中田新一さんらも駆けつけた。海老名さんは「とてもつらい、厳しい体験でした。生きることだけで精一杯のときに、よくも曲がらず、悪くならずに育ちました」と目に涙を浮かべた。

海老名さんは、1945年3月10日の東京大空襲の日、墨田区に住んでいた両親、祖母、2人の兄を含む、親族合わせて16人を失っている。海老名さんは疎開先の静岡県沼津市にて難を逃れた。毎年この日には供養をこめて、当時空襲で焼かれた下町を歩くという。映画は6月から全国で劇場公開の予定。