豪州メディアがハリルジャパンの宇佐美貴史&武藤嘉紀の2トップを警戒

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6月16日、ハリルジャパンがいよいよロシア・ワールドカップのアジア2次予選の初戦を迎える。これを前に、オーストラリアのメディアがアジア圏でのライバルチームとして日本代表の現戦力を分析し、特に前線の攻撃陣に着目している。

先日<ウェスト・オーストラリアン>紙が、2次予選前の11日に開催されるハリルジャパンの「キリンチャレンジカップ」対イラク戦プレビュー記事を掲載した。

記事ではハリルホジッチ監督について、「就任後の2つの親善試合で、日本は再び強さを発揮する軌道へと戻ってきた」と新体制での成果を賞賛している。

その上で、「新しい日本代表にはアジア(ACL)でも活躍している日本の得点王、宇佐美が加わった。監督も彼に非常に期待し“Jリーグで得点王になるだろう”と太鼓判を押している」と会見コメントを引用し、紹介している。

また、記事では東京FCから独マインツに完全移籍した武藤嘉紀にも言及し、2次予選は宇佐美と武藤の2トップが起用される公算が高いと予想している。

特に宇佐美に関しては、アジアカップ開催時にアギーレ前監督がメンバーに選出しなかったことに対し、ライバル国でありながらオーストラリアのサッカーファンの間で「理解できない」「宇佐美が見たかった」といったコメントが寄せられたことがある。今回も、記事の見出しから「宇佐美のワールドカップ挑戦が始まる」と、他国の代表選手としては特別な選手として紹介されている。