第2の故郷で永野が躍進!最終日でどんなプレーを見せてくれるか?(撮影:岩本芳弘)

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<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 3日目◇6日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,326ヤード・パー71)>
 4バーディ・ノーボギーの“67”で3位タイに浮上したのは永野竜太郎。首位のリャン・ウェンチョン(中国)が13アンダーと圧倒的なスコアで走っているものの、3日間でボギー2個のトータル7アンダーは、難関コース・宍戸ヒルズで最も安定したプレーを見せている選手といえるだろう。
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 前半の2つのパー5でしっかりとバーディを奪い後半に入ると、1つスコアを伸ばして迎えた最難関の17番パー4。ティショットをフェアウェイに落とし、セカンドショットは174ヤード。7番アイアンで放ったショットはピン奥6mにこぼれるも、速いスライスラインをしっかりと沈めた。
 このバーディ後には緊張がほぐれるエピソードが…。「カップイン後の“ナイスバーディ”のあとに、“水城高校、頑張れ〜”って聞こえてきて、笑ってしまいました」。茨城県の宍戸ヒルズで開催されているが、永野は水戸の水城高校出身。横田真一、片山晋呉、宮本勝昌らを輩出した名門校だ。
 「プレー中に知り合いを何人か確認できました。お世話になったアマチュア連盟の会長さんだったり、昔練習場でジュースを買ってくれたひとだったり…」。楽しかった高校時代の知り合いの応援が、3日間の安定したプレーの力になっていると感じている。1977年に創部した水城高校ゴルフ部は来年の3月に廃部が決定しているだけに、地元の人達も、偉大な先輩たちのように“看板”を背負って活躍してくれることを願いつつ、声援を送っていることだろう。
 首位とは6打差で迎える最終日最終組。「ここまで離れていて追いつけるコースではないですし、“ひっくり返してやろう”とは思っていないですけどね」。相手を気にすることなく、ここまで続けてきたボギーを打たないゴルフを継続していけば、わずかな可能性が見えてくる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>