ハリルJ合流の本田「勝ちグセをつけさせたいというモチベーション管理を感じる」

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 代表合宿合流第3陣として加わったFW本田圭佑(ミラン)は、MF香川真司(ドルトムント)と2人でモワンヌ・フィジカルコーチとともにランニング中心のメニューを精力的にこなした。

 足慣らしのジョギングから始まり、ハイペースのインターバル走まで。ハートレートで脈拍を測定しながら、先にトレーニングを開始してきた欧州組がやってきたことと同じメニューを完遂。

「身体を整えるところから始めさせてもらえるのはなかなかないのでやりやすい。でも逆に調整をミスしてはいけないという緊張感はある」とハリル流の前倒し合宿を歓迎した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督の哲学については、3月の合宿に続き今回が2回目の集合ということでまだハッキリと理解しているとは思っていないという。ただし、その中で強く感じているのは指揮官が勝利に対してこだわりを持っているということだ。

「とにかく監督は勝つと言うことをテーマに挙げていて、今はまだ細かいサッカーの内容のところは見ていないのではないか。選手に対して精神的なところで“勝ちグセ”みたいなところを植え付けたいという、モチベーション管理を感じる」

 何よりもまずは勝つこと。勝者のメンタリティーを染みこませることを重要視しているという指摘。「サッカーの内容よりも、モチベーション管理を最優先にやっている」と本田は見ている。そして「今のところは監督との付き合いは短い。どういう意図があるかを全部分かってくればいい」と、徐々に監督の懐へ入っていこうというプランも口にした。

 ハリル合宿は2回目だが、今回は早くもロシアW杯アジア予選がスタートする。しかし、過去にも予選を経験している本田に気負いはない。

「本大会と予選は別だと思っている。ブラジルの悔しさをここでぶつけようとにはつながらないし、アジア大会ともまた違う」と言いつつ、「予選の難しさも当然ある。内容にもこだわっていきたいし、より完璧を求められる。だから逆に難しかったりする」と気持ちを引き締めていた。

(取材・文 矢内由美子)


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