鶏肉には肝機能をアップしてコレステロール値を下げるメチオニン、美肌を作るレチノールなど健康によいたんぱく質が豊富に含まれています。またクエン酸と同時に摂取することで、疲労回復効果が高まります。鶏肉の栄養価について、また、鶏肉とクエン酸を一緒に摂る効果について詳しく解説します。

鶏肉に含まれる栄養素

鶏肉には人間のからだの中では作ることができない必須アミノ酸の1種、メチオニンが豊富に含まれています。メチオニンは、肝臓の機能をアップさせて、老化の原因になる活性酸素を抑制する働きがあります。また鶏肉にはオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富です。これらの脂肪酸は血液中のコレステロールを少なくする働きを持っています。ビタミンAと同じ働きをするレチノールも含まれて、皮膚や粘膜を保護し、目の健康を守る役割を果たしています。鶏肉にはイミダペプチド(アミノ酸結合体)が牛肉・豚肉の2〜3番も多く含まれており、疲労回復や抗酸化作用を持ちます。脳神経細胞のエネルギーの源となるアミノ酸の1種、グルタミン酸は脳の機能を活性化してストレスを予防する働きが期待できます。また、新陳代謝や免疫力を高める効果を持ち、筋肉・骨を作るたんぱく質を合成する亜鉛も豊富です。

鶏肉はクエン酸で栄養価がアップ

鶏肉はクエン酸を含む食品と一緒に食べると疲労回復の効果がアップすると言われています。クエン酸を含む食品は、レモン、グレープフルーツ、いちご、パイナップル、キウイ、トマト、梅干し、お酢など酸っぱい味を持つものです。梅干しは1日に2〜3個程度食べても大丈夫なのです。お酢や梅干しで鶏肉料理のソースを作れば相乗効果がばっちり。ローズヒップやハイビスカスなどにもクエン酸が含まれますので、鶏肉料理の後にハーブティーとして飲むと効能が高まります。「鶏肉とクエン酸」。疲労回復に効く最強コンビを意識して食事を摂るようにしてみてください。


writer:松尾真佐代