鉄腕にはなれなかったが、トレーニングの効果がでてきた重永(撮影:岩本芳弘)

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<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2日目◇5日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,326ヤード・パー71)>
 3連続バーディを前半、後半に叩き出し、4バーディ・3ボギーの“67”でトータル2アンダー・8位タイに浮上した重永亜斗夢。「昨日と違うのはパッティングの良さ」と、6番では8m、12番では10mと要所でロングパットをねじ込んだ。
初日ホールアウト後には“鉄腕アトム”とのツーショット
 初日に、JGTO(日本ゴルフツアー機構)と手塚プロのコラボグッズ発売記念で会場に訪れた鉄腕アトムのマスコットと記念写真を撮るなど大会を盛り上げている重永。「今年までメジャー大会で予選を通ったことがなかった。今年の『日本プロ』で初めて通って、今回も予選を通過できて良かった」と苦手コースでの初めての好感触に表情も明るい。
 今までメジャー大会を攻略できなかった理由は「ラフが長いと力がないので(セカンドショットも)うまく出ないんですよ」。それでもトレーニングを重ね、結果を出るようになった今年は自身の成長を実感できているという。
 トレーニングは「怪我をしないようなカラダづくり」と下半身、体幹メインだが、前は違った。上半身を大きく見せるため「見栄えを考えて、上半身ばっかりでほとんど下半身はやっていなかった」と“鉄腕”を目指す方向性だったのだとか。太れない体質で意図的に夜、スナック菓子やカップ面を食べていたこともあるという重永の体の大きい姿はあまり想像できないが…。
 今季の目標は「はじめのうちに、涼しいうちに、少しでも稼ぎたい」。『中日クラウンズ』は左手首の怪我で欠場し、来週の『タイランドオープン』も出場を見合わせる予定だけに「暑い時期になると体力的に厳しくなるので、正直今週は気合が入っていました」と、大会前から上位を狙っていた。積み上げた7つのバーディはこの日最多で「あとはボギーを1個、2個減られせば」。
 今年の『日本プロ』でのメジャー自己最高順位の11位を超えることができれば、序盤の“賞金積み上げ作戦”は完了するだろう。

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