Engadget 例大祭: JINS MEMEハッカソン優秀作品の合コンアプリ「Eye Sync」お披露目 #egfes

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Engadget例大祭のJINSブースでは、まだ発売前の「JINS MEME」を展示、たくさんの来場者がブースを訪れていました。当日のブースの様子は先の記事でお伝えしたとおり。ここでは、JINS MEMEとともに実演展示していたJINS MEMEハッカソンの成果物を中心に紹介します。JINS MEMEは三点式眼電位センサー、三軸加速度センサー、三軸ジャイロ(角速度)センサーといった3種類のセンサーを搭載したセンシングメガネ。眼電位という眼球運動に伴う眼のまわりの電位差を計測することで視線移動やまばたきを検出し、眠気や集中度を計測したり、体軸、体幹の傾きをデータとして得ることができます。

こうした新しいデータをどう活用するか、研究開発の段階からJINSでは、学術研究用のJINS MEME「アカデミックパック」の提供や、IDEA PITCH CONTESTなど広くアイデアを募る試みを行ってきました。Engadgetでも、4月25〜26日にかけてJINS MEMEハッカソンを実施。例大祭のJINSブースでは、このJINS MEMEハッカソンの成果物も多数展示していました。

JINS MEMEハッカソンでは、参加者がチームを組んで「JINS MEMEを使って新しい体験を実現するアプリ」の開発を目指しました。結果、8チームが9のアプリを作りました(2つのアプリを作ったチームもあったので)。ハッカソンの様子はこちらのPR記事をご覧ください。

Engadget例大祭のJINSブースではその中から「Eyes Sync」「Parallel」「THE ZEN」「Yaruki!.fm」「合いの手 MEME」を展示していました。そのうち、当日ハッカソンのときのチームメンバーが参加し、アプリの実演デモを行っていたのがEye Sync。JINS MEME ハッカソンで最優秀を獲得した作品です。

Eye Syncは、ヒゲの「紳士メガネ」と仮面の「女王様メガネ」の2対を使った合コンアプリです。紳士メガネと女王様メガネをかけた二人が対面し見つめ合ったら、アプリをスタート。先に目をそらしたり、泳がせてしまったら負けとなります。

「勝ち/負け」のゲームで盛り上がったあとは、視線が合っていた時間で相性診断も行えます。会話のきっかけ作りになる、飲み会や合コンに最適なアプリです。まさかJINS MEMEを使ってこんなに楽しいゲームアプリができるとは...と驚きです。

ハッカソンの際は一対しかなかった「紳士/女王メガネ」ですが、Engadget例大祭当日はもう一対、増えていました!

この作品はJINSスポンサーセッションでも登場したほか、Engadget先端研発表会でのプレゼンもありました。コメンテーターの小林茂さんと松村礼央さんが、ステージ上で実際にデモを体験しました。ちなみに、二人の相性診断の結果は30%(これを高いと見るか低いと見るかは微妙なところですが)。

体験したうえで、二人からのコメントは次のとおり。

小林:ウェアラブルデバイスが出てきて、健康管理とか体調管理は1つのカテゴリーとしてあるんですが、それを持っている人同士が楽しくなる、コミュニケーションができるというのは、これまではあまり考えられていなかった要素。むしろ、こちらのほうが本流になっていくのではないかと思います。

松村:「おもしろガジェット」くらいでないと、デバイスは普及しないのではないか。いかにも先端的なだけで閉じているデバイスは広まらない。これくらい、宴会で使えるというようなところに入っていくとデバイスが広がる可能性が高くなると思います。

秋に販売予定のJINS MEME、今回実演展示していたアプリのいくつかを同時に正式リリースするかもしれませんね。期待したいところです。

大内孝子(おおうち・たかこ):フリーライター/エディター。主に技術系の書籍を中心に企画・編集に携わる。2013年よりフリーランスで活動をはじめる。IT関連の技術・トピックから、デバイス、ツールキット、デジタルファブまで幅広く執筆活動を行う。makezine.jpにてハードウェアスタートアップ関連のインタビューを、livedoorニュースにてニュースコラムを好評連載中。著書に『ハッカソンの作り方』(BNN新社)がある。