酒井高徳 クラブで出場機会に恵まれずハリルジャパンでも正念場

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日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「試合に出ていない選手は使わない」と明言する。その言葉を酒井高徳はどう聞いているのだろうか。

3月の日本代表ではチュニジア戦に出場することはなかったものの、ウズベキスタン戦ではフル出場。左右のSBをこなし、ユーティリティ性を示すことができた。ところが、所属するシュツットガルトでは3月13日のレバークーゼン戦がリーグ戦最後の出場。そこから9試合、プレーすることができなかったのだ。

出場機会がなく、不安は無かったかと聞かれた酒井高徳は、表情を厳しくした。

「外されるかもしれないという不安はありました。だからいろんな準備をしていました。もし(代表に)入らなかったらそのまま休みに入ろうと思っていたし、入ったらしっかりやれるように準備はしていましたが、個人的には非常に不安を持っていて、どちらでも割り切れるようにと思っていました」

不安を抱えつつトレーニングしているのは間違いないようだ。

「しっかり向こうでトレーニングしてたし、練習が終わった後に自分でもトレーニングしてたし、このキャンプまで自分で走ったりしていました。だからこういう走るだけの練習は楽です。ですが、試合勘だとか体力、足の動きは変わってくると思うので、そこは何とも言えないかもしれないと思っています」

メンバー発表の並び順で言うと、今回の酒井高徳は右SBになっていた。同じポジションを本職とする酒井宏樹も選ばれている。ハビエル・アギーレ監督時代は内田篤人に次ぐ位置を確保していた酒井高徳だが、現在のリーグ出場状況で言えば酒井宏樹のほうが上だ。ワールドカップ予選を前に、正念場を迎えている。

【日本蹴球合同会社/森雅史】