韓国メディアのアジア経済は3日、韓国の航空会社がMERS(中東呼吸器症候群)の防疫として各航空会社によって、異なる消毒剤を使用し、機内を消毒していることが明らかとなった

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 韓国メディアのアジア経済は3日、韓国の航空会社が中東呼吸器症候群(MERS))コロナウイルスの防疫として各航空会社によって、異なる消毒剤を使用し、機内を消毒していることが明らかとなり、ある航空会社では「殺虫剤」を使用し消毒をしていると伝えた。このような状況について記事は、韓国政府が明確な指針を示しておらず、航空会社が独自の判断で消毒しているのだと伝えた。

 韓国の航空業界団体が3日、韓国の国土交通省、保健福祉部、疾病管理本部と航空会社8社で、MERS関連の対策会議を1日に行なったことを明らかにした。

 同会議でMERSに感染した乗客がいた場合についての質問がでると、韓国政府は明確な行動指針を示さなかったほか、具体的な消毒剤の種類やその使用方法についての説明も行わなかったという。

 記事はこのような状況下では、各航空会社が独自の判断で使用する消毒剤を決めており、MERSが確実に消毒されている保障がないと指摘。また、各航空会社の関係者は口をそろえて「MERSが消毒されたか断言できない」と述べていると伝えた。

 一方、韓国メディアの「THE ASIAN」は、まだMERS感染者が確認されていない日本政府の迅速な対応を紹介。日本政府は、MERS感染者の日本上陸を想定し、全国にMERSに備えるよう通達したほか、外務省は、訪韓日本人と韓国に居住している日本人に向け、安全確保情報を収集し提供していると伝えた。

 また、菅官房長官が2日、記者会見で「韓国国内のMERS感染者と死亡者を注視しているほか、厚生労働省では、MERS感染が疑われる患者が日本国内で確認されたときには対応できるよう、地方自治体及び検疫所に指示を出している」とし「厚生労働省と外務省を中心に対策を確実に実施する」と述べたと伝えた。(編集担当:李樹香)(写真はアジア経済の3日付報道の画面キャプチャ)