あなたのニオイ、本当に加齢臭?   Photo:akoji-Fotolia.com

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「あぁ……俺もついに加齢臭のする歳になったのか…」

 6月に入り、本格的に汗ばむ季節がやってきた。この時期、多くの働き盛りの男性を悩ませるのがニオイだろう。

 30〜40代になると、汗臭さのみならず、枕のニオイや妻や子どもなどの指摘から“加齢臭”を実感してへこむ男性が少なくないが、そう思うのはまだ10年、いや20年早い。なぜなら、そのニオイ、おそらく“加齢臭”ではないからだ。

男のニオイは年齢で変化していた!
30〜40代の体臭「ミドル脂臭」とは

「よく加齢臭と誤解されがちですが、30〜40代の比較的若い世代に発生しやすいニオイは“ミドル脂臭”と呼ばれるものです。汗のニオイ、加齢臭に次ぐ“第3の体臭”と言われています」

 こう語るのは、体臭・多汗研究所の所長でもある五味クリニックの五味常明医師だ。五味医師によると、中高年のニオイの代名詞にもなっている「加齢臭」が、実際に多く発生するのは50代以上になってから。その元となるニオイ成分は2-ノネナールというもので、“枯れ草”に例えられるほど、懐かしい“いいにおい”だと感じる人も少なくない。

 一方、ミドル脂臭はというと、どう考えても“いいにおい”とは表現しがたい。五味医師は以下のように指摘する。

「ミドル脂臭の主成分であるジアセチルが放つニオイは、『つわり香』と呼ばれ、胸がムカムカするほどの不快感を与えるのが特徴です。日本酒の醸造過程で生まれることがありますが、もし原酒樽のなかにほんの少しでもジアセチルが発生した場合、香りや風味が一気に失われ、樽ごと廃棄しなければならないほど、ニオイの強い成分なのです」

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