ハリルJ初合流の長友「外から見ていておもしろいなと思った」

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 日本代表は3日、千葉県内で合宿3日目のトレーニングを行った。この日も午前と午後の2部練習で、午後からはDF長友佑都(インテル)とFW岡崎慎司(マインツ)の2選手が合流した。

 5月31日にセリエA最終節のエンポリ戦にフル出場した長友は前日2日に帰国したばかり。それでも「ケガでずっと出ていなかったし、最後の4試合は出たけど、コンディションを上げたいということで早めに来させてもらった」と、合流初日から精力的に汗を流した。

 ハリルジャパン初陣となった3月の国際親善試合では、右太腿裏の負傷で離脱中ながら招集されたが、所属クラブでリハビリに専念するため合宿は不参加。この日のトレーニングは海外組10選手のみの参加で、しかも岡崎と2人で別調整だったが、待望のハリルジャパン初合流となった。

 練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督に岡崎と2人で呼ばれ、直接言葉をかけられる場面もあり、「本気で日本を強くしたいという気持ちが伝わってきた。『W杯で失っている自信を取り戻すために戦っていきたい。そのために一人ひとりの力が必要だ』ということだった」と明かした。

 今合宿では選手のハートレート(心拍数)を計測し、選手によって練習メニューに差を付けるなどハリルホジッチ監督の緻密さが随所に表れているが、「一人ひとりのフィジカルコンディションのデータを見せられたのは初めて。細かいデータをいっぱい取っていて、ビックリしました」と、驚きの声をあげた。

 ハリルホジッチ監督の目指すサッカーについては「監督の下で今日初めて練習をしたし、戦術練習もやっていないので、ハッキリとは分からない」としたうえで、3月の国際親善試合2試合を映像で見て感じたイメージも語った。

「相手に合わせた戦術だったり、いろいろな形がある。前から取りに行ったり、引いてスペースを与えずに守備からカウンターを狙ったり、戦術がたくさんあるなと思った。それを試合の中で変えていける。一人ひとりへの要求も多いし、おもしろいなと思ったのが外から見ていた感想」

 早くもハリル流サッカーに好印象を持っている様子の長友。この合宿で戦術理解を進め、ハリルホジッチ監督からの高い要求にも応えていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)


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