アンチェロッティ、ミランに断り…後任はミハイロビッチか

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 日本代表FW本田圭佑の所属するミランは2日、公式サイトでカルロ・アンチェロッティ氏の来季監督就任がないことを発表した。

 レアル・マドリーの指揮官を解任されたアンチェロッティ氏には古巣再建の期待がかかっていた。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも先月28日のマドリード入りして復帰を打診するなど、本人も復帰の可能性は50%だと話したと伝えられていた。

 しかし当初よりアンチェロッティ氏は持病の手術をカナダで受けることになっており、1年間の休養を希望。イタリア語、英語、スペイン語でツイッターを更新した同氏は「ミランの関心に感謝する。とても好きなクラブに『ノー』と言うのは難しいことだった。でも私は休まなければならない。ミランの幸運を祈っている」とつぶやいた。

 ミランの後任人事が振り出しに戻ったは、フィリッポ・インザーギ監督の解任は濃厚となっている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督やパルマのロベルト・ドナドーニ監督らを候補に挙げたが、現時点での最有力はサンプドリアの指揮官を退任したシニシャ・ミハイロビッチ氏だと伝えている。


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