<資料>
 独10年債利回りは先週金曜日、約1か月ぶりに0.5%を下回った。5月にかけて注目された独主導の世界的な長期金利急騰、「狂った金利上昇」不安は一掃されたのか。

 以前も紹介したように、今年に入ってからも独10年債利回りの推移は、2003年の日本の長期金利急騰の値動きと良く似ている<資料参照>。この似た動きがこの先も続くなら、独10年債利回り低下は6月半ば前後で一巡し、7月にかけて金利上昇が再燃し、1%を上回る見通しになる。

※<資料>はコチラ⇒http://hbol.jp/?attachment_id=43308

 要するに、この似た動きがこの先も続くなら、「狂った金利上昇」はまだ終わっておらず、もう一幕が控えているということになる。

 ここまで似た動きが続いたから、この先も続くかはわからない。ただ、2003年の日本の金利も今回の独金利も、90日線からの乖離率などで見ると異常な下がり過ぎ修正の過程で「狂った金利上昇」が起こったといった背景は共通しているだけに、さらに似た値動きが続く可能性は注目される。

 おそらく、2003年当時も、日本の金利低下がしばらく続くなかで、さすがに「狂った金利上昇」も終わったとの見方が広がったことだろう。しかし結果的には、その後にもう一幕が控えていた。さて今回はどうか?(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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