Doctors Me(ドクターズミー)- 6月の【イネ科花粉症】に要注意! 医師がすすめる有効な予防法とは?

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春先のスギ花粉の季節が過ぎたのに、なぜか鼻や目がムズムズする6月……。そんなあなたは、ひょっとしてイネ科花粉症かもしれません。
今回は、これからの季節に心配の「イネ科花粉症」の予防法について、医師に解説してもらいましょう。

■ 6月に症状が現れる花粉症のひとつ

「イネ科花粉症」とは、その名の通り、イネ科の植物の花粉がアレルゲンとなって起こる花粉症のことです。

イネ科は5〜8月頃に花粉が飛ぶため、6月に症状が現れることがあります。イネ科のアレルギー源には、カモガヤ、ハルガヤ、ムギ、イネ、アシ、ススキなどがあり、スギなどと違って花粉が遠くに飛びにくいのが特徴です。

■ イネ科のアレルギー症状とは?

イネ科の花粉にアレルギーがあると、通常の花粉症と同じように、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、そして人によっては喉のイガイガ感などの症状が表れます。ひどい人の場合、喘息などの呼吸困難やじんましん、嘔吐、下痢などの症状を起こすアナフィラキシーになることもあります。

■ どうすれば予防・改善することができる?

一般的な花粉症と同様、抗アレルギー薬や点眼、鼻スプレーを使った治療があります。
症状が現れてからでは薬が効きにくいことも多いため、怪しい症状があれば早めに検査をし、あらかじめ予防的に内服をすることで、症状がでるのを防ぐことができます。検査は、血液検査でイネ科に対するIgEという抗体などをみることで判断できます。
また、眼鏡やマスクを使用するのも有効的ですよ。

アナフィラキシーを起こす人の中には、運動誘発性といって、運動をすることでアナフィラキシー症状がでることもあります。イネ科アレルギーのある人は、イネ科の植物が多いところでの運動は避けた方がよいでしょう。

■ 医師からのアドバイス

スギやヒノキなどの花粉症の人は、時期的にイネも重なることがあります。その場合は花粉症の症状が長引くこともあるので、病院を受診するなどして、しっかり対策をしていきましょうね。