ハリルホジッチ、クラブで出場機会減の川島に「初日から来てもらう」

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文=青山知雄

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)の現状に不安を明らかにした。

 1日に千葉県内で2018年のFIFAワールドカップ ロシア大会のアジア2次予選に向けた日本代表メンバーが発表。いつものように立ち上がって熱弁をふるう指揮官から真っ先に名前を呼ばれたのは、今シーズン限りでのリエージュ退団を明らかにした川島だった。

 2014−15シーズン開幕当初はスタメンに名を連ねていた川島だが、10月5日のクラブ・ブルージュ戦で0−3と敗戦を喫してから控えに回り、リーグ戦ではシーズン終了まで出場機会なし。日本代表戦を除くと、12月11日に行われたUEFAヨーロッパリーグのフェイエノールト戦を最後に約半年もの間、実戦から遠ざかっていることになる。

 ハリルホジッチ監督は選手選考に関して能力と同時にコンディションや試合勘を重視するだけに、「川島はBチームで試合したとは聞きましたが、(実戦で)プレーしていないので少し難しいと思いました」と本音を漏らし、5月下旬にリーグ戦全日程を終えて帰国していた川島の早期合流を希望。「川島には今日から来てもらって、2〜3週間トレーニングしてもらう。彼のことは信頼しているし、いつも日本代表戦には本当にいい状態で来てくれるので、彼にはもう少しやってほしい。試合をしていないとトップフォームにはならないので、この2試合でどうなるか見ていきたい」と持論を明示。川島も1日から海外組だけで行われるトレーニングに初日から参加することが決まった。

 南アフリカ、ブラジルと2大会にわたってワールドカップで日本代表の守護神を務めてきた川島だが、厳しく目を光らせるハリルホジッチ監督が代表合宿中の試合勘アップとコンディション良化を求めた形。川島にとってはチームとともに個人としても結果が求められる2週間となりそうだ。