クレジットカードのポイントを無駄なく貯めるため、nanacoのチャージは『KAMPO STYLE CLUB CARD』で行なっていた。電子マネーのチャージではポイントが付かないカードが多い中、このカードはしっかりポイントを付けてくれる。しかもポイント還元率1.75%という最強クラスなので、様々なクレカ紹介記事で、「nanacoチャージに適したカード」と書かれてきた。もちろん、私もそのような記事を書いた一人だ。

 しかしnanacoチャージのことを言われすぎたせいかもしれない……。これまでは2000円で7ポイントが付いていたところ、201561日からは2000円で1ポイントに改定されてしまう。このニュースを「サービス改定のご案内」ハガキで読んだ時は実にショックだった。ようやくnanacoチャージにぴったりのカードを見つけたのに、またカード探しの旅に出なければいけないなんて……。

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ジャックスから届いた「サービス改定のご案内」。2015年3月1日よりポイント交換単位が下がり、使いやすくなる嬉しいニュースと共に、nanacoクレジットチャージのポイント変更が知らされた

 と、決まってしまったことを悔やんでばかりもいられないので、取りあえずnanacoで支払おうと思っていた各種、税金をまとめて支払いに行く。いつもは「なぜ早めに払わなきゃいけないのよ!」とばかりに期限ギリギリに支払っていたが、ここは一気に支払って1.75%のクレジットカードのポイントを獲得した方がお得だと判断。

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来年が期限の支払いも一気に払う。ポイント還元率が高い今、支払っておかなければ!

 これらの支払い後、最後の締めとして上限額の5万円までnanacoチャージしておこうと思ったら、「1日のチャージ回数の限度を超えています」というメッセージが! 1日にチャージできる回数に規制があるなんて知らなかった……。

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 ここでnanacoをしっかりおさらい! 意外と知らないことが多かったので、備忘録として書いておく。

■覚えておきたいnanacoの基本情報
1回にクレジットチャージできる金額は5000円以上、1000円単位で上限2万9000円
カード自体にチャージできる上限額は5万円で1か月の合計金額が20万円まで
1日のチャージ回数は3回までで、1か月では15回まで
ポイントは100円ごとに1ポイント貯まる(ただし公共料金の支払いや金券、切手、インターネットショッピング、たばこなどはポイント付与の対象外)

 この基本情報をしっかり読んだことで、公共料金の支払いにnanacoポイントが付かないのに、「なぜ税金の支払いをnanacoでするの?」という疑問を持つ人がいるかもしれないので、解説しておこう。税金の支払いはクレジットカード払いができず、たいていは現金のみ。ところがセブン-イレブンではポイントは付かないもののnanacoで税金が支払えるので、nanacoチャージでポイントが付くクレジットカードと組み合わせることで、税金の支払いをクレジットカードでできることになるのだ。

 実に回りくどいやり方だが、できるだけ支払いたくない各種税金を、クレジットカードのポイントが付くことで気持ち良く支払えるのなら、その方が精神的にも良いのではないかと思う。

 さてここからが本題。ではこれからのnanacoチャージをどのクレジットカードで行なうか、考えなくてはいけない。その第一候補が『リクルートカードプラス』だ。年会費2160円が必要なものの、業界最高水準のポイント還元率2%は最強! 貯まったリクルートポイントが共通ポイントの「Pontaポイント」と相互利用できるようになったことで、ポイントの活用がしやすくなった。2015年冬にはリクルートポイントがPontaポイントに変更になるので、交換の手間なくローソンほかの加盟店舗で、1ポイント=1円相当で利用できる。

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リクルートカードプラス』 ポイント還元率2% 年会費:2160

 ポイント還元率がいくら高くても、年会費がかかってしまうと、その分でお得度が下がってしまう。そこで次の候補に挙がるのが『リクルートカード』だ。ポイント還元率は1.2%になってしまうものの、年会費永年無料は魅力。ただしnanacoチャージでポイントが付くのはJCBブランドのみなので注意したい。

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リクルートカード』 ポイント還元率1.2% 年会費:永年無料

 そして元々のお家元である『セブンカード・プラス』においても、これまではnanacoチャージのポイントは付かなかったが、201531日から200円につき1nanacoポイントが貯まるようになった。しかも2015410日引き落とし分から年会費が1080円から540円に見直されるなど、俄然、サービスが良くなった。その540円の年会費も年間5万円以上の利用で無料になる。

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セブンカード・プラス(nanaco一体型)』 ポイント還元率0.5% 年会費:初年度無料、次年度以降540円、年間のカード利用額が家族会員を合算して5万円以上の場合は次年度無料

 サービスの改悪が多い中、『セブンカード・プラス』の頑張りは評価したいが、お得度で考えると『リクルートカードプラス』と『リクルートカード』の一騎打ちだ。そこでnanacoで支払う税金等の金額に合わせて、お得度を試算してみた。

■nanacoで支払う税金等の金額別のお得度
10万円の場合
リクルートカードプラス 2000ポイント獲得=2000円分-年会費2160円=-160円 お得
リクルートカード    1200ポイント獲得=1200円分 お得
20万円の場合
リクルートカードプラス 4000ポイント獲得=4000円分-年会費2160円=1840円 お得
リクルートカード    2400ポイント獲得=2400円分 お得
30万円の場合
リクルートカードプラス 6000ポイント獲得=6000円分-年会費2160円=3840円 お得
リクルートカード    3600ポイント獲得=3600円分 お得

 『リクルートカードプラス』の場合、30万円前後でようやく『リクルートカード』よりもお得になる計算に。支払いたい税金等は年間30万円には及ばないので、私の場合は『リクルートカード』の方が良さそうだ。

■関連情報
https://www.nanaco-net.jp/

文/綿谷禎子