Doctors Me(ドクターズミー)- つわりも落ち着きやっと安定期!アクティブに行動しても問題なし!?

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■ 妊娠5か月からが安定期と呼ばれる理由は?

妊娠がわかると、うれしい一方で色々な不安や疑問が湧きあがってくるものです。その中でも一番の不安が、「妊娠初期の流産」ではないでしょうか。全ての妊娠の10〜15%で起こるといわれる流産のうち、全体の9割以上を占めるといわれる初期の流産は、本当に怖いものです。胎児の様子さえ見えない時期に病院を受診した方は、安定期に入るまでの間が本当に長く感じられることでしょう。

一般的に安定期とは妊娠5か月(16週)からを指します。また、一部では、胎盤が完成する「妊娠4か月〜5か月から」とする考え方もあります。妊娠4か月(12週)に入ると、流産の確率はぐんと下がりますので、妊娠が安定してきたといえると思います。妊娠の安定とは、赤ちゃんの状態の安定、つまり赤ちゃんに栄養を送り、赤ちゃんを育てる役割をする胎盤の完成および安定といえるでしょう。

■ 安定期の旅行はOK?NG?

妊娠5か月に入ると、辛かったつわりもほとんどの妊婦さんが終わりを迎え、久しぶりの「元気な気持ち」になる方が多いものです。赤ちゃんが生まれる前、二人きりのうちに旅行のプランを立てたくなる方もいるでしょう。

しかし、一般的には「安定期」と呼ばれる時期であっても、妊婦であることには変わりありません。厳密にいうと妊娠中に完全な安定期というのは、存在しないと考えた方がいいでしょう。

確かに胎盤が完成し、流産しにくい時期にはなっていますが、中期以降にも流産は起こり得るので油断は禁物です。特に、移動距離が大きく、医療事情も大きく異なる海外などに行く計画のある方は、日程、渡航先その他、細心の注意を払って無理のない日程を組むようにした方がいいでしょう。一般的な海外旅行保険は妊娠関連のトラブルをカバーしないことが多いので、注意が必要です。

■ 安定期はリラックスして過ごすのが一番!

安定期には食欲も出てきて、お友達と外出やランチに出かけたり、アクティブに過ごす方も多くいるでしょう。また、赤ちゃんが生まれるというワクワク感も手伝って、名前を考えたり、赤ちゃんグッズの準備をはじめたりするのも楽しい時間ですね。

何事にも100%安全とは言えないけれど、それでも体が目まぐるしく変わっていく妊娠中に、体調も落ち着き、つかの間の休息時間ともいえる安定期。リラックスして過ごして、赤ちゃんが本格的に大きくなる妊娠後期に備えたいものですね。