テレサ・ルーが大会連覇で今季2勝目を挙げた(撮影:ALBA)

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<リゾートトラスト レディス 最終日◇31日◇メイプルポイントゴルフクラブ(6,532ヤード・パー72)>
 申ジエ(韓国)と13アンダーで並び迎えた18番パー5。テレサ・ルー(台湾)の「打ったときは届かないと思った。ラッキーです」という約100ヤードのサードショットは、ピン奥に着弾するとバックスピンがかかり、するするっとピン側80cmへつき、ギャラリーからは大きな歓声。これを冷静に沈め、トータル14アンダーとし、大会連覇となる今季2勝目を達成した。
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 9アンダー・2位からスタートしたテレサは1番で幸先よくバーディを奪うと前半終了時点で12アンダーまでスコアを伸ばす。だが後半はなかなかスコアを伸ばせず、吉田、申と並んでいたが、終盤になると申に1打リードを奪われてしまう。迎えた17番で「(負けていることがわかったときは)バーディ、バーディでいく!とは思わなったけど、攻める気持ちで」とギアチェンジ。「入らないと思った」というバーディパットを沈め、18番の逆転劇に繋げた。ウイニングパットは「頭が真っ白。でも練習の気持ちで打った。プレーオフのことは何も考えいなかった」。 
 先週は試合を休んで台湾で休養。体のメンテナンス期間にあて、「今週は体調は最高」と状態に仕上げ、コースに乗り込んだ。練習ラウンドでは「バーディがでるとは思えなかった。ロングパットは本当に難しい」とバーディ合戦は想定していなかったが、3日間連続で60台を重ねた。
 今大会の終了時で、イ・ボミを抜き、平均ストローク1位(70.4643)に。開幕戦での勝利時にも語っていたが、今シーズンのテレサの目標はただ一つ、いまだ達成されていない、年間平均ストローク60台だ。“賞金女王への目標は?”と問われても「狙ってないです(笑)」。“でも地元台湾では期待もあるでしょう”と問われても「(活躍は)秘密で。こそこそっと」と愛嬌のある表情ではぐらかす。だが「私の目標が達成すれば(賞金女王も叶う)」と意識はしている模様だった。
 台湾でも日本の雑誌、勉強用の本を読んでいて日本語が上達しているテレサは、会見でもお茶目に笑顔を見せながら優勝を喜んだが、彼女のお茶目なエピソートをひとつ。テレサの本名は盧曉晴(ル・シャオチン)だが、アメリカツアーを戦う上で、発音しやすい名前にするために現在の呼称に。その理由は「メアリー、ジェニファー、テレサ…、そのなかから“あ、コレ書きやすい〜”!って選んだ」。ちょっと大ざっぱなところが、勝負強さに繋がっているのかもしれないと思えてきたりもする。
<ゴルフ情報ALBA.Net>