意外?ドコモにもauにもある自転車保険 スマホユーザーなら入ってこうオススメ自転車保険

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自転車の罰則規定が厳しくなる。その背景には、意外に多い自転車の交通事故がある。
ちょっとした不注意でおこる自転車事故だが、過去には9,000万円以上の高額な賠償判決となった事故も発生しているのだ。
自転車の事故だからといって賠償金額を侮ってはいけない。甘くみていると、自転車事故の賠償金額を見て途方に暮れることになってしまうだろう。

しかし「自転車保険」に加入することでそのような不安からオサラバできるのだ。

●意外と知られていない自転車保険
実は自転車保険はさまざまな会社から提供されている。
有名なところでは、
・au損保 あうて「ケガの保険 Bycle」

 月々の保険料を3つのコースから選択できるため、自分の利用範囲に応じてプラン選択できる。自転車ロードサービスがあるのも特徴だ

・ドコモサイクル保険

 最大の特徴は賠償責任を最大2億円まで補償してくれる。月額980円の家族プランに加入することで家族全員を補償してくれる

・セブン-イレブンで入る自転車向け保険

 コンビニ最大手のセブン-イレブンから直接加入できる保険で、年額保険料もコンビニのレジで支払う

このように、ケータイキャリアやコンビニも自転車保険を提供しているのだ。

しかし、自転車保険に加入している人は意外と少なく、1割〜2割程度と言われている。
さらに、自転車で事故を起こしてしまっても、警察に届け出ず、立ち去る場面も多いそうだ。

あくまでも歩行者の延長として自転車を捉えている人が多いからだ。
しかし、自転車の事故もれっきとした交通事故なのである。
万が一の事態に備えて、必ず「自転車保険」に加入するべきだ。

ちなみに、年間1,500円ほどで加入できる激安自転車保険「TSマーク」というものもある。

●TSマークはプロによる安全点検と保険付帯
TSマークは自転車安全整備士の資格所有者によって点検整備を行い安全と判断された自転車に貼ることができるシールだ。
面白いのは、整備料のみで加入できるところ。
したがって、サイクルショップによっては1000円未満で加入できる場合もある。

TSマークには「赤色」と「青色」の2種類がある。シールの貼ってある自転車でケガ等による入院や後遺症、死亡した場合に最大5,000万円まで補償してくれる傷害補償と相手方に法律上の損害賠償責任を負う賠償責任補償をしてくれる保険だ。

他人の自転車や車など“物”に接触した場合に補償される対物損害は補償の対象外となっているので注意しよう。

ママチャリもロードバイク、クロスバイクなどのスポーツタイプの自転車に乗るなら自動車を運転する感覚で、注意しながら運転するだけでなく万が一に備えて自転車保険に入っておくべきだ。


補償額の多いTSマーク赤がおすすめ


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ドコモサイクル保険
セブン-イレブン自転車保険
TSマーク


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