Doctors Me(ドクターズミー)- 勃起不全(ED)のための薬「バイアグラ」って、安全なの? キケンなの?

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バイアグラの安全性を徹底調査!

1990年代末から、一大センセーショナルを引き起こしたバイアグラ。これは、ご存知の通り勃起不全(ED)のための薬です。男性にとっては目からウロコの薬のようにも思われますが、いっぽうで命に関わる副作用が起こる、という話も飛び交っています。

一体、安全性は、どの程度保障されているのでしょうか? 医師に聞いてみましょう。

そもそも、バイアグラの働きとは?

人間の体内には勃起を抑制する酵素があるのですが、この酵素が優勢なままだと勃起不全になってしまいます。バイアグラに含まれる成分は、この"勃起抑制酵素の働きを妨げる"ことで勃起を促進させるのです。ただ、性的興奮を脳が感じて陰茎に指令を出さない限り勃起には至りません。

つまり、バイアグラそのものが、性的な興奮を増大させるわけではないのです。あくまで血流を改善して勃起を促進するというもので、効果は大体4時間続くといわれています。

なぜ、危険なイメージがついてしまったのか

バイアグラは「危険」というイメージが付きまとっていますが、きちんと医師が処方したバイアグラを飲み、医師の指示に従った飲み方をすれば、他の処方薬と危険性は変わりません。

「危険」というイメージが付きまとってしまうのは、バイアグラの発売後、服用した男性が死亡したという報道のためと思われます。この男性は、友人からもらったバイアグラと一緒に、飲み合わせが非常に悪い薬を飲んでいたために死亡したのです。マスコミは、このことをきちんと報道しなかったため、「バイアグラ=危険」というイメージがついてしまったようです。

バイアグラが不向きな人もいる。

バイアグラの処方ができない方は、

・硝酸薬(ニトログリセリンなど)を服用している方
・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
・低血圧を持っている方
・脳梗塞、脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある方

などがあります。

特に、狭心症の発作の治療によく処方される硝酸薬を服用している場合には、血圧が危険なレベルまで下がり、死に至ることがありますので、絶対にバイアグラを服用しないでください。

安全に使用するためには、医師による処方がマスト

しっかり医師から処方されたバイアグラで、医師の指示通りに服用すれば、危険ではありません。

個人輸入でバイアグラを入手する方もいるようですが、55%が偽造品で、どのような健康被害をもたらすか分からないので、避けるべきだと考えられます。

(監修:Doctors Me 医師)