「スカートの中の盗撮」がようやく犯罪として認められた:米国

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携帯電話を使って13歳の少女のスカートの中を盗撮したオレゴン州在の64歳の男性に無罪判決が出たことを受け、こうした盗撮を犯罪と定める法案が、同州議会で審議されている。

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同意なく女性のスカートの中を撮影すること、いわゆる「盗撮」を犯罪と定める法案が、オレゴン州議会で審議されている。

オレゴン州議会上院は5月26日(米国時間)、スカート内の盗撮に最高1年の禁固刑と6,250ドルの罰金を科すという法案を全会一致で可決した。法案はすでに下院を通過しており、今後州知事の署名を得ることになる。

オレゴン州議会がこうした動きに出たのは、2015年6月、13歳の少女のスカートの中を盗撮した64歳の男性に無罪判決が出たからだ。

被告のパトリック・ボーノは、オレゴン州ポートランド郊外のディスカウント・ストアで、携帯電話を使って盗撮を行ったことを認めている。しかしワシントン巡回裁判所のエリック・バターフィールド判事は、被告が写真を撮ったときに少女は服を着ており、さらにそこが公共の場所であったことから、同州のプライヴァシー関連法に違反する行為ではないと判断したのだ。

オレゴン州議会で議論されている法案第2596号には、盗撮行為を以下のように定めている(抜粋)。

ある人物が、別の人物の「隠された部分」の写真撮影、動画撮影、ヴィデオ録画、そのほかの視覚的記録を、その人物の同意を得ることなく、故意に行うこと。「隠された部分」とは、裸、およびその人物が着用し、衣服に覆われている下着を意味する。

米国内ではほかにも、ケンタッキー、フロリダ、マサチューセッツ、ペンシルヴェニアといった州で、同様の法律が成立している。

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