52分にボレーシュートで決勝点を挙げた大儀見。ポストプレーや連係面でも冴えを見せた。(C) Getty Images

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 6月6日に開幕するカナダ女子ワールドカップに向け、国内最後のテストマッチとなったキリンチャレンジカップの日本対イタリアは5月28日、南長野運動公園総合球技場で19時20分にキックオフされ、1-0で日本が勝利した。

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 4-4-2でスタートした日本のスタメンは、GK海堀あゆみ、DFは左から宇津木瑠美、熊谷紗希、岩清水梓、近賀ゆかり。中盤は、ボランチにニュージーランド戦で決勝点を奪った澤穂希と阪口夢穂が入り、両翼は左に宮間あや、右に川澄奈穂美。2トップは大儀見優季と大野忍という顔ぶれとなった。
 
 日本は18分、素早い攻守の切り替えからチャンスを掴み、カウンターから大野がドリブルで持ち上がると、そのまま左足で強烈なシュートを放つ。しかし、これは右ポストを直撃し、ゴールネットは揺らせず。
 
 28分には大野のスルーパスが大儀見に通ったものの、うまく抜け出し切れず、大儀見のシュートも相手DFのブロックに遭ってしまう。終盤はセカンドボールを拾い、波状攻撃を仕掛けたもののラストパスの精度が低く、決定的なチャンスにはつながらない。
 
 結局、日本はチャンスを掴むものの決め手を欠き、前半をスコアレスで折り返した。
 
 後半に入り、日本は左サイドからチャンスを掴む。52分、澤から左SBの宇津木に展開し、グラウンダーのクロスを入れると、大儀見が右足のボレーで合わせ、これがイタリアゴールに吸い込まれた。
 
 先制した日本は、62分に澤に代わって途中出場した鮫島彩が左MFに入り、持ち前の突破力を見せて左サイドを打開。鋭いクロスでチャンスを演出する。66分には左サイドのパス回しから得たCKのチャンスに、阪口が決定的なヘディングシュートを放つも枠を外れた。
 
 終了間際にも後半から出場の菅澤優衣香の突破から、鮫島が決定機を掴んだが、シュートはバーを越え、得点には至らず。結局、1-0のまま試合終了のホイッスル。日本がイタリアを振り切り、ワールドカップ前の最後の国内テストマッチを勝利で飾った。
 
 6月6日に開幕するカナダ女子ワールドカップで、グループCの日本は、日本時間の9日(11:00)にスイス、13日(11:00)にカメルーン、17日(6:00)にエクアドルと対戦する。