<〜全英への道〜 ミズノオープン 初日◇28日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,415ヤード・パー72)>
 全英オープンへの出場権をかけた「〜全英への道〜ミズノオープン」は、岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開幕。昨年度のチャレンジトーナメント賞金王・22歳の今平周吾が6バーディ・1ボギーの“67”で周り、5アンダー8位と上々のスタートを決めた。
国内男子ツアーをフォトギャラリーでチェック!
 今平は前日からビビッていた。水曜日の練習場でも「ヤバいっす」。その日の夜に緊張はピークに達した。試合にじゃない。自分の父よりも年上の尾崎将司との初の同組ラウンド。日本プロ日清カップで同じく初めての“ジャンボラウンド”を経験した竹谷佳孝は目覚ましよりも1時間半も早く起きたと言うが、その心境がよくわかった。
 けれど、この日を迎えてレジェンドに対する印象はがらりと変わった。朝、尾崎より少し遅れて練習場に顔を出した今平に対して尾崎は「余裕だな」とニヤリ。さらに、ラウンド中は今平が短いバーディチャンスを外した際に「ざまぁみろ!(笑)」。ジャンボ流のジョークに緊張感は次第に薄れていった。
 「スゴイいい人だった。回りやすかったです」。ラウンド後にはロッカールームで2ショットの記念撮影をお願いするまで接近。ジャンボ全盛期はリアルタイムに体験していないが、テレビで流れる過去映像などで見ていたという68歳のプレーにも「あの年齢で飛距離がスゴイ。パターもしっかり打って必ずオーバーしてくる」。その存在感に感銘を受けるラウンドとなった。
 そんな緊張感にも後押しされての好スタート。「セントアンドリュースも回って見たい。今日と同じようにできればスコアは出せると思う」。若手ながら高校を中退して米国IMGアカデミーで2年間磨いたテクニックはツアーでも定評がある。同組で光るレジェンドの目にも、もう少し自分を焼き付けておきたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>