Doctors Me(ドクターズミー)- イザという時のために知っておきたい。流産治療の実態

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■ 手術も行われ、心身ともに想像以上の負担がかかる

流産はとてもショックで心にも大きな傷が残ります。病院では、子宮の中をキレイにするための手術も行われるのですが、事前にどのような処置が施されるのかを知らないでいると、さらに不安な気持ちになるでしょう。

そこで、今回は流産ではどのような処置が行われるのかを見ていきたいと思います。

■ 流産手術について、知識を深めよう

流産手術ではまず、手術器具を子宮の中まで入れて子宮の入り口を開きます。

その後、非常にショックではありますが、子宮の中に残っている、亡くなってしまった赤ちゃんを掻き出しますが、静脈麻酔が効いているので痛みなどを感じることはありません。手術の時間は5〜10分程度。意識は術後2時間もするとはっきり戻ります。

■ 術後に見られる症状

手術の後には生理の時のような出血や腹痛が見られる場合もあります。出血はホルモンの状態がすぐには元に戻らないためですが、2週間程度で止まる場合がほとんどです。

腹痛は妊娠によって大きくなった子宮が収縮する時に起こります。術後、子宮収縮剤を処方されることが一般的で、この収縮剤によって急激な子宮の収縮に伴い腹痛が起こるのです。通常2〜5日程度で症状は無くなります。つわりに関しては個人差がありますが、術後すぐに止まる人もいれば、その後も数日間続く方もいるようです。

術後、排卵して生理がくればほぼ正常な体に戻ったといえますが、痛みや出血が続いているようであれば、早めに医師に相談するようにしましょう。

■ 術後1週間は絶対安静で、たっぷり休養をとろう

手術の後は子宮の入り口が十分に閉じていないため感染症になりやすいので、当面入浴は控えシャワーで済ませるようにしましょう。また、性行為も医師の許可があるまでは控えた方が良いでしょう。

妊娠については、流産術後の妊娠は子宮がまだ回復しきっていない状態なので、妊娠は体の負担になります。医師の許可が出るまでは避妊するようにしましょう。流産の手術は想像以上に体への負担が大きいので、術後の無理は禁物です。最低でも一週間程度は安静を保つようにしてください。